社長ブログ

「デコス」カーボン・オフセット大賞 優秀賞受賞

「デコス」カーボン・オフセット大賞 優秀賞受賞
関連会社のデコスが、カーボン・オフセット推進ネットワーク主催の第2回カーボン・オフセット大賞での優秀賞受賞が決まり、昨日、国際フォーラムで開催された表彰式に行ってきました。
デコスでは一昨年、経済産業省が行っている、カーボンフットプリント事業でCFP認証を取得した。これはデコスファイバー1袋製造する際のCO2発生量を表示する制度で、そのためには、原材料の調達から製造、製品の輸送、そして施工、更に将来の廃棄までのCO2量を計算するルールを作り、そのルール通りに計算し認定されたら表示を許される。というものです。
デコスファイバーは製造時のエネルギーが少ないのですが、それでも1袋11.9kgのCO2が発生します。1件の住宅で約1t使用するとして約67袋。CO2量で計算すると793.3kgとなります。それを安成工務店の家づくりでオフセットするために、取引先の㈱トライウッドが行っているJ-VER制度で認証された間伐材管理によるCO2排出権を相当分購入し、オフセットをした事が評価されての受賞となりました。
今、日本の住宅用断熱材はウレタンフォームやポリスチレンフォームなどの「石油系」、グラスウールやロックウールなどの「鉱物系」、そしてデコスや炭化コルクなどの「自然素材系」に分類されますが、自然素材系は日本の住宅産業全体で5%弱程度しかシェアがありません。その内、デコスは全国で昨年3,000棟を超える施工実績をあげましたので丁度1%のシェアとなるようです。
これからも、製造時のエネルギーが低く、高断熱で且つ多機能、更に調湿性能で健康に良い温熱空間をつくるデコスフドライ工法を、日本の気候風土の中、木造住宅に最適な断熱工法と確信し自信を持って広めて行きます。
写真中段左が私。前段左が経済産業大臣政務官の平将明先生(東京都)。右が環境副大臣の田中和徳先生(神奈川県)。田中先生の出身は下関市豊田町で、故郷話に花が咲きました。昭和24年生まれ西市高校出身。感激しました。