社長ブログ

安成工務店の家づくり 安心のための7つの決断(その2 OMソーラーハウス)

OMソーラーハウス
 気がついてみたら、プレハブメーカーの後追いの家づくりをしていた昭和60年初頭。プレハブメーカーと比較して、デザインも価格も負けません。プランの自由度はもっと高いですよ・・・。と営業していた頃、地域の工務店としてどのような家づくりをすべきか思い悩む毎日だった。
  そんな時、目にとまった1通のダイレクトメール。~太陽の熱を建築の工夫で住まいに活かす・・・OMソーラーシステム~。予定が入っていたので品谷設計部長に代理参加してもらい、反応を聞くと「是非、社長も直接聞いてほしい・・。」との事。
そこで次の浜松で開催されたセミナーに参加することとした。
 人生を変える出会い・・。平成元年、OMソーラーシステムの開発者東京芸術大学名誉教授 奥村昭雄先生との出会いはまさにそのような出会いであった。奥村先生は「建築のちょっとした工夫で自然エネルギーを活かす事が出来る。」「この技術はプレハブメーカーなどの大手の住宅メーカーではなく地域の工務店によって広げて欲しい。」「本来、住宅は地域のを知り尽くした工務店が地域の材料で建てるべきだ。」とおっしゃった。
これらの言葉は今でも、耳の奥に残って消えない。
 安成工務店の家づくりの方向性がこの時、定まった。OMソーラーに取組む過程で学んだ多くの事・・・。環境と共生する家づくり・・・。環境共生住宅のジャンルに踏み込んだこの時から、安成工務店の家づくりの背骨を「地域主義」が貫いた。
 今では、OMソーラーハウスの引渡し実績は1,000棟を超え、全国のOMソーラーの仲間の中で最も多い実績を有する会社となった。
 この責任を果たすため更なる努力を続けて行く覚悟である。