社長ブログ

2014年9月1日|カテゴリー「社長ブログ
本社駐車場
毎月、月初の1日は安成工務店の会議日です。拠点責任者が一同に会す「第一会議」、それが終わると「住宅事業部営業会議」そして。「建築事業部営業会議」と午前中ぎっしりのスケジュールです。午後からは役員会議があり、その後隔月で㈱デコスの拠点責任者の第一会議です。
安成工務店の店長や部長が集まると、本社駐車場はプリウスだらけになります。ずっと継続している「エコアクション21」の一環で、社用車もほとんどハイブリッド車になってきました。化石燃料の削減に会社全体で取り組んでいます。
2014年8月20日|カテゴリー「社長ブログ
今年は冷夏
例年の梅雨明けが7月19日ごろ。昨年の梅雨明けは7月8日。そして今年の梅雨明けは7月21日でした。
まぶしい太陽。熱い夏がやってきた。と思ったとたんに台風12号。次に11号。
山口県にはほとんど被害はなかったものの全国に爪跡を残して温帯低気圧にパワーダウン。
お盆は梅雨のような雨模様が続くありさま。気温も30℃を下回る感じ。こんな夏はこれまでなかったような気がします。
農家の水稲や他の作物の出来具合はどうなのでしょうか?夏野菜高騰の記事が目につくようになりました。
お盆が終わり1週間経過するも、スッキリしない曇り空。
地域的には土砂崩れなど、豪雨による災害のニュースも聞かれます。下関市は低い傾斜地が多いため床上浸水などほとんど聞いたことがありませんが、被災した方々は大変なご苦労があるものと思います。
9月からは天候回復との記事が出ていました。爽やかな秋晴れの空を待ちたいと思います。
2014年8月17日|カテゴリー「社長ブログ
木の家づくり展示館
木の家づくり展示館の国道沿いの看板をリニューアルしました。
これまでの看板は、安岡エコタウン分譲開始!といったものだったが、やや色あせたこともあり、内容も変えてリニュアルした。
新しい看板は、木の家づくり展示館に併設している住宅展示場と家具ショップをアピールする内容となっています。
安成工務店が提案する、柱や梁が現しで見えるインテリアや珪藻土塗りの壁や無垢の床材などの自然素材型住宅にベストマッチする家具がなかなか一般の家具やさんには置いてありません。
無垢の椅子やテーブルをオイルだけで拭き上げた仕上げ(オイルフィニッシュ)の家具を中心に、全国の工房から集めました。
無垢のオイル仕上げの家具は何年使っても古くなりません。手入れも難しくはありません。
そのような家具を見つけに是非立ち寄ってください。
2014年8月5日|カテゴリー「社長ブログ
博多経友会
博多経友会という、経営者の実体験を聞き学ぶ会がある。経営者及び経営幹部を対象とした会員制の情報交流会として、毎月第一火曜日に、講演と会員相互の情報を交換し合う場だそうである。10年前に㈱福一不動産の古川社長が発起人となって始めた勉強会で、145回を重ねるようである。安成工務店からは福岡建築事業部の執行役員品谷豊充設計部長とASJリノベ事業部の宮崎克史執行役員がこれまで参加し勉強させて頂いた。
その会に招かれ、私自信が70分の講演をすることとなり、今日がその日である。あと6時間で始まる。
これまで、工務店の皆さんに事例報告したり、デコスとして断熱材の重要性を工務店の方々に説いたりと言う事は沢山してきたが、経営者や経営幹部の方を前に、自分の経営の話をすることはあまりなく、とても緊張している。
話せるとしたら、人口減少市場縮小を肌身で感じてきたこと、そのなかで縮小市場に打ち勝ちつつ事業展開をし規模拡大を図ったこと。環境共生思想の元、徐々に環境に特化した事業戦略を構築し、省エネ住宅やカーボンオフセットなどの分野で、地域工務店のトップランナーの一群でチャレンジを続けている事。そして、CSRを一歩進めて、CSV(creating shared value)の視点が現在の安成の経営の本質であること…。
現代社会は便利になった反面、悪化した事柄も多いように感じる。市場が求める…。ということではなく、より良いあるべき社会を目指して建物をつくり、街をつくることを事業にしなければと思う。たとえば欧米の美しい街のように看板を減らしたり、自動販売機を減らしたり…。はたしいて豊かな暮らしを日本人は取り戻せるのか…?
はたして、うまく伝えられるだろうか?
2014年8月4日|カテゴリー「社長ブログ
NPO法人環境共棲住宅「地球の会」
NPO法人環境共棲住宅「地球の会」はいまから10年前に新和建設(名古屋)の吉村社長を理事長に設立された、工務店を中心としたNPOである。目的は、工業化住宅やローコスト住宅が広く市場に広がる中、大工や左官の技術を活かす「木の家」の普及啓蒙である。
ここ10年間で、地産地消の流れがCO2削減の観点からより大きくなり、林産地と連携した「木の家」づくりの市場は拡大した。国交省では「地域ブランド化住宅補助金」が、林野庁では「木材エコポイント」が始まるなど、流れは加速している。
10年間に「林産地連携の木の家を当たり前の状態にしよう。」というスローガンを掲げたが、ある意味それにそうとう近づいたと言える。
私は、この度、7/23の総会において、吉村理事長の後任に専任された。
この10年で大工や左官の職人不足はより顕著になった。今後も木の家をつくり続けていくために職人養成の課題にチャレンジしていかなければならない。それと木の家が日本の気候風土に適した健康にも貢献する住宅のスタイルである事を証明するためにも、木の家の健康性について大学と共同研究を広げていきたい。そして、気品のあるデザインを持った木の家を通して、日本の文化を守り育てていく役目も地球の会にあると考えている。
地球の会のホームページをご覧いただき、活動にご理解とご意見を賜りたい。
2014年8月1日|カテゴリー「社長ブログ
「らしさBOOK」研修会
安成工務店の家づくりのA~Zが解る小冊子「らしさBOOK」とも言うべき、「環境共生住宅 安成工務店の家づくり」の発刊にあたり、住宅事業部の営業・設計・工事・コーデチィネート・展示場担当が全員集まり勉強会を開催した。
一貫した家づくりのスタイルと思想がどういう紆余曲折を経たか?どう言う経緯で成長したか?
また、OMソーラーやセルロースファイバー断熱材、林産地連携、「呼吸する木の家」を形作る基幹技術の取組みの経緯などを詳しく共有した。
安成工務店の家づくりの特徴は、セルロースファイバー断熱材で形成された高断熱躯体であり、上津江村との林産地連携による低温乾燥の素性のしれた構造材で構成された「調湿する高断熱躯体を持つ健康住宅」と言う事が出来ます。私たちが希求する美しい気品のあるデザインは、今後あるべき住まいの姿として、もっと広く多くの人に体感してもらいたい住まいである。
私が考える安成工務店の事業展開は、CSV(Creting Shared Value)という言葉に象徴される。CS=共有価値の創造とも訳されるが、企業の事業方向性と社会のあるべき姿を同一化することのほうが、CSR(企業の社会貢献)の一歩先を行く考え方と言われている。安成工務店がつくる健康な住まい、イニシャル・ランニングともCO2の低い住まいづくり、林産地が生き返る木の家づくり、これらは私たちが行っている家づくりであり、また本来あるべき日本のこれからの家づくりだと確信する。これらの同軸化を図る事業経営を行う事の方がはるかにストレスフリーである。
我々の経営のテーマの一つに「CSV」がある。
2014年7月17日|カテゴリー「社長ブログ
OMソーラー全国経営者会議
OMソーラーの全国経営者会議が浜松市で開催中である。今年で29回(年)目の開催で、浜松市での開催はOMソーラー㈱の本社である「地球のたまご」のOPEN10周年を記念してのものです。
初日、年間の優秀工務店の表彰の時間に、安成工務店は2つの分野で表彰を頂いた。一つは年間最多数(搭載)、最高額販売に対する表彰です。これは昨年に引き続いての評価でした。
もう一つ、私としたら感無量の表彰を頂きました。OM引き渡し累積棟数1,000棟達成の特別賞です。
平成元年にOMソーラー協会に加盟し、翌2年に第1棟目のOMソーラー搭載住宅(下関市長府 藤田様邸)をお引渡しさせて頂きました。あれから1,000棟を達成した平成25年まで約23年間…。平均すると年間40棟以上ものOMソーラー住宅をお引き渡したことになる。
OMソーラーは発表から29年、安成工務店が導入して約25年経過する今でも、太陽熱を利用したパッシブソーラーシステムとしては唯一無二のシステムだと思う。
OMを通じて環境共生住宅の道に入り、これまでにOMから受けた恩恵はとても大きい。まず、第一に家づくりの方向性で悩んだ25年前、環境共生住宅の道にまっすぐ歩き始めることが出来たこと。次に、セルロースファイバー断熱材との出会いをくれ、「デコスドライ工法」の開発、そして小さいながらも断熱材メーカーとして、関連会社㈱デコスの存続意義を明確にしてくれたきっかけとなったこと。更には平成8年に大分県上津江村との仲介をしてくれたことがきっかけで、林産地連携の家づくりの道にまっすぐ踏み出すことが出来たこと。
現在の安成工務店の家づくりの全てを与えてくれたのがOMソーラーであった。と言っても過言ではない。
我々は普及棟数も、その温熱性能もほぼ最前列で先頭を切って取り組んできた。多くのお客さんにお勧めした責任に於いて、OMを更に進化させ、普及させて行きたいと思う。
それは躯体を高気密高断熱にすることで、更にOMの太陽熱集熱の効率を高めることである。私たちの持つテーマに高気密高断熱住宅で省エネ(ゼロエネ・無暖房)を実現するだけでなく。自然素材住宅とすることで、調湿をコントロールし健康に有益な住宅をつくる。があります。
更なるOMソーラーの進化に向けてチャレンジしていきます。
2014年7月15日|カテゴリー「社長ブログ
環境共生住宅 安成工務店の家づくり
これまでA4版、数ページでしかも4種類の分冊となっていた「安成の家づくりコンセプトBOOK」を改定した。
新しいコンセプトブックは、安成工務店の家づくりの全ての内容が解るA6版80ページの読み易い冊子となった。
目次を紹介すると、
①環境共生住宅に特化して …安成工務店の65年の歩み…
②現代の和の住まい    …安成工務店の家づくり思想…
③安成工務店の家づくり「環境共生住宅」
④あなたの家づくり    …安成工務店はこんなお手伝いをします…
⑤安成工務店の家づくりを支える人々  …作り手インタビュー…
⑥家は買うものではなくつくるものです
⑦「木の家を健康を科学する」 …安成工務店が挑む…
といった内容となっており、私たちの家づくりのAからZまですべてをまとめた内容となっています。
各展示場や木の家づくり展示館に置いていますので、手に取ってご一読頂ければと思います。
2014年7月8日|カテゴリー「社長ブログ
関門海峡
非常に大型の台風8号が、今日夕方には沖縄に最接近するそうである。
予報では、九州に上陸し日本列島を縦断するコースのようである。下関への最接近は7/10ごろか?
台風最接近の2日前の関門海峡は昨夜の雨も上がり、曇り空ながら小休止。
関門橋の橋頭も霧でほとんど見えず、1本の水平な橋が架かっている感じに見える。行き交う船も今日は少な目である。
一番短いところで600m足らずの海峡はまるで川の流れのようで見飽きない。
下関…。なんといってもこの海峡景観は本当に美しい。
美しい日本の山々…。台風8号の被害が大きくないことを祈りたい。
2014年7月1日|カテゴリー「社長ブログ
シンガポールへの社員旅行
6月、3班に分けて約150名でシンガポールへ社員旅行へ行ってきた。
安成工務店グループ6社の内、オークス建設アスティ・ケアを除いた4社合同の社員旅行である。
昔は、毎年全社員で社員旅行を行っていたが、一度に会社を休むのはまずい。として数班に分かれて社員旅行を始めてずいぶんと経つ。いまでも近くでいいから全員で行き、大宴会をしようとの声は沢山あるが、なかなか200名を超える旅行の宿泊先や宴会会場がなく、今年も6月第1週、2週、4週の3班、3泊4日(1泊機内泊)の旅であった。
シンガポールは昨年、商工会議所でカジノの視察旅行で初めて訪れた。淡路島ぐらいしかない面積に500万人が暮らすアジアとは思えないくらい美しく整備された街である。空港から中心街までの距離が短いこともあり、観光的に計算されつくした街づくりや最先端の建築群など充実した見学になると思い、いつか社員にも見せて感じさせてやりたい。と考えていた。
いつも旅行先は社員のアンケートで多数案に決める。今年は、国内は金沢方面、仙台方面、海外はマカオとシンガポールの4つ中から選ぶこととしたが。シンガポールが多数を占め、思いがけず早い実現となった。
街の景観を形づくることが難しい中、整然とそれを国の戦略として行っている様子や、多民族国家ながら美しく公平な社会システムを作り上げている様子など、アジアの先進モデル都市を見て、どう感じてくれただろうか?
2014年6月17日|カテゴリー「社長ブログ
地球のたまご
OMソーラー㈱の本社の名称は「地球のたまご」。静岡県の浜名湖畔、約10,000坪の敷地にビオトープを配し、延床面積2,191㎡(663坪)のブドウの房のような配置をもった建物で構成されている。一企業で見ると、各セクションの顔が見えないoffice自体、敷地面積が広いだけに論外と言えるが、研究所の側面を見るとうらやましい施設である。
 OMソーラーは東京芸大の名誉教授である奥村昭雄先生(故人)が開発されたシステムである。建築の設計をパッシブの視点でとらえた点では1985年当時とても斬新且つ温故知新的な技術と建築運動だったと思う。当時、工業化住宅の反面教師として新しい民家を作ろうとする運動が始まり、2000年には「近くの山の木で家をつくる運動」が始まった。この流れが新しいデザインを持つ「木の家」へつながっていく。
以来、30年が経過した。安成工務店がOMに取り組んでからも25年が経過した。
その中でOMは全国で25,000棟以上もの実績を上げ、安成工務店自体1,000棟を超える実績を上げてきた。全体に対し4~5%のシェアである。最近では年間に全国で建設されるOMソーラー住宅の約10%近いOMソーラーが安成工務店のつくる木の家となってきた。
私たちがOMで学んだことは、パッシブな設計手法とデザイン力である。副次的には躯体性能を如何に上げるか?という温熱環境に関わる技術である。
デコスドライ工法を生むきっかけは先に述べたように、OMソーラーへの取組みである。より効果的なOMをつくるために断熱材工法を作り上げた。これをベースに安成工務店は積極的に省エネルギー住宅に取組、地域循環へ駒を進めた。現在では天然乾燥などの林産地連携やカーボン・マーケティングなど全国の工務店でも目立つ工務店に成長した。
今日はOMソーラー㈱のボード会議とOM総合保証㈱の役員会議。
ここが安成工務店の環境共生住宅の原点。感慨深い「地球のたまご」である。
2014年6月12日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑
庭と喫茶店のすばらしさについてお話しします。
来場された方が、この庭は最初からあったのですか?と尋ねられるように苔むした庭が建物とマッチして、とても完成したばかりの空間ではない落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
庭は、私の友人でもある森和義さん(森芳楽園)さんの自信作です。470㎡(142.2坪)の広さの日本庭園は作庭に力を発揮するに丁度良い広さであったように思われます。これ以上広くても、オーナー側に維持費の負担が大きくなってしまいます。
「蛍遊苑」のアプローチを入ると、庭が見えてきます。アプローチにつながるウッドデッキからも喫茶店に入ることが出来ます。
喫茶店のウッドデッキではテラスチェアーで庭を眺め小鳥のさえずりを聞きながら、コーヒーを飲むことが出来ます。庭を楽しむ本格的な喫茶店「四季庭(しきてい)」へ是非お立ち寄りください。お飲物やケーキのほか簡単な軽食が楽しめます。
2014年6月9日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑
「蛍遊苑」の大ホールと企業展示ルームは、杉材の変形トラスの架構をもった空間となっている。当初図面を見たときは、この複雑な架構をどう組み立てるのか?と相当不安になったものだ。問題は2つ。一つは品質の安定した乾燥した構造材が確保できるか?である。これについては大分県上津江村と取り組んでいる天然乾燥「綸掛け乾燥材」があるため、ほぼクリアーできると考えていた。実際、上津江村のストックヤードに泉さんをお連れし、しっかり材料の吟味を頂き、その質、量にお褒めの言葉をいただいた。
次にコンピュータでしか解析できない複雑な梁・桁架構の機械加工である。この近くでは超高度なプレカット加工に実績のある山佐木材㈱にお願いすることで解決を見た。
この建物は私たちのオリジナル工法である「デコスドライ工法」により次世代断熱基準をクリアするレベルの高断熱仕様を特徴としている。出来上がった躯体は、工事中にもかかわらず冬は暖かい木造建築の良さを最大限生かした建物となった。
長府の町に100年も200年も愛され生き続けるメモリアルな建物の企画と施工に携わることができた。泉幸甫さんの空間構成や壁の見せ方はやはり絶品であった。
安成工務店と協力業者さんたち、携わる全員が持てる力を発揮し、楽しく仕事をさせて頂いた。㈱長府製作所、川上会長、橋本社長を始めスタッフの皆さんにに心より感謝を申し上げます。
2014年6月4日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑 竣工式
下関市に本社を置く、給湯機器・空調機器製造メーカー、株式会社長府製作所の「蛍遊苑」長府製作所記念館をお引渡しし、本日、竣工式が大々的に開催された。これは長府製作所が創業60周年を記念し、OB社員や市民が親しく集える空間として企画されたものである。
2012年の春に川上会長から構想を聞き、「計画してみるか?」とお声がけを頂いた。いろいろと考え、和風の優れたデザインや左官壁に造詣の深い建築家 泉幸甫さんに声を掛け、安成工務店が考える長府製作所記念館を提案することとした。
コンセプトは城下町長府の街並みに馴染み、100年も200年も生きつづける建物であること。そして長府製作所の社員やOBの皆様の誇りとなり、且つ市民に開放され愛される建物であること。
それらを実現するために泉幸甫さんは木造平屋、瓦葺で漆喰壁ののびやかな建物を設計し、特に、大ホールと企業展示ホールには杉材の梁を美しく架構した。
昨年の8月に着工し今年の5月15日にお引き渡しをしたこの建物は、協力業者さんや携わる職人の皆様みんなが、とてもやりがいを持ち、楽しく仕事をさせて頂いきました。思い出に残る建物となりました。
このような大型木造建築物はゼネコンにも中小工務店にも不向きな建築物で、安成工務店は木造ゼネコンの新たなジャンルに一歩踏み出したと言えるかも知れません。
このようなチャンスを頂いた、川上会長に心よりお礼を申し上げたいと思います。これから何回かに分けて、大型木造施設「蛍遊苑」長府製作所記念館についてレポートをします。
2014年5月22日|カテゴリー「社長ブログ
森林体験ツアー
平成8年に安成工務店北九州支店を開設した際に始めた、林産地連携の家づくり。この最大のイベントがお客様と山に行き、学び、触れる日帰りのバスハイク「森林体験ツアー」である。
当初は、春・秋の年2回、山口県と福岡県それぞれに開催していたが、約10年前に夏休みに1泊2日の子供たちの林間学校のような森林体験ツアーを始め、現在は年に3回行っている。これまで15年累計で48回、3,055人の参加者を林産地にお連れしたことになる。(今回を含め累計49回、3,178名)
今年の春ツアーは今週の5/25の開催と日程が迫ってきた。天気予報が気になる。大分県も山口県も小雨マークが出ているが、どうにか曇りでもいいから・・・・。
今年の春ツアーは山口県のお客様は美祢市の森の駅で里山体験。福岡県のお客様は例年と一緒の大分県上津江村である。両会場合計で123名の町の人たちを山へ案内をすることとなっている。
「Wood Job」と言う映画が封切され、山や林業への気づきは増しつつあるが、人はいくら便利さを享受しながら暮らしても、所詮自然の一部でしかないことや、忘れかけていた大切なものを、森の命を感じながら思い出していただければ幸いである。