社長ブログ

2020年5月27日|カテゴリー「社長ブログ

学校法人片山学園小郡幼稚園の新園舎の新築工事を担当させて頂いた。設計は幼稚園建築で高名な建築家の竹原義二先生(無有建築工房)である。

全国の木の家づくり工務店が集まって作ったNPO環境共棲住宅 地球の会が建築家の先生方と連携を取るべく、設計施工フォーラムを3年前に立ち上げた。その時関西、関東の住宅作家として活躍されている大御所の建築家の先生方5名に幹事役として若手建築家を集めて頂いた。その時、ご尽力を頂き知己を得た。

一昨年お電話を頂き、山口市で保育園を設計中なのだが、施工が可能か?との打診を頂いたのがきっかけで、入札を経て施工を担当することとなった。

計画図を見たとき、その複雑さや独創性にとても驚き、またやる気が俄然湧いてきたことを思いだす。県産スギ材をふんだんに使った素晴らしい保育園である。

収まりや木材の乾燥や工期の面で難しい工事であったが無事予定通り完成し先日お引き渡しをした。


111a7860ab4ebc92b4ac53d461caf5ef
efa7f77906024ac5f0218960bfbc31c9

子供たちのあそぶ姿を見て、また片山先生の園児たちへの教育方針を聞くにつけ、森のようちえんとも通じる素晴らしい先生に出会えたこと、その園舎を担当させて頂いた天の配剤に心より感謝したい。

私たちの家づくりが片山先生の思想と同じであることに自信を深めることが出来たし、そのような非住宅の木造建築に積極的に取り組んでいる弊社にとって、代表作の一つと言える素晴らしい建物となった。

このご縁を頂いた竹原先生、そして片山先生に心より感謝を申し上げたい。

2020年5月15日|カテゴリー「社長ブログ
b35ed2c323b23b501a29c90ad5cac752

現在、すべての住宅には地盤調査が義務付けられている。そして調査の結果、なんらかの改良工事(各種杭や表層改良など)が判定として出た場合、改良工事を行うことになります。一昨年、昨年のデータでみると、地域によって改良判定の割合はそれぞれ違うものの、弊社の施工範囲である山口県福岡県全体でみると43%がなんらかの改良工事判定となっている。

全国的に見て地盤調査を行う会社の多くが改良工事も受け持つことが多いのも事実である。また、改良工事を行っても万が一の不動沈下の際の補償策として地盤保証保険に加入する事も一般的になってきた。
弊社では20max5,000万円の保険に入るようにしている。

さて、安成工務店グループでは、改良工事会社を持たない独立系地盤調査会社であるアースレイズで7月15日から地盤調査を行うこととした。

埼玉に本社を置くアースレイズは構造事務所を兼ねていて、通常のスウェーデン式サウンディング方式の地盤調査に加え、支持層までの25㎝ごとの土質サンプル採取と含水比を合わせて調べ、解析する方法を取っている。これによりより細かい地盤解析が可能になり、不要な場所には不要、本当に必要な場所に必要と、メリハリが聞いた判定が出せるとの事。結果、やらなくて良い地盤に不要な杭や費用をかけることを防ぐ効果が期待でき、まさに地球にやさしい地盤調査システムと言えます。

アースレイズ
HP
http://corp.earthraise.co.jp/index.html