私たちは、昭和58年から「民間移行」「企画開発提案型企業」を目指してきました。更に平成元年から「環境共生住宅」に特化した家づくりを進めてきました。
それは何よりも「お客さまと地域」に必要とされる企業、そして「時代に必要とされる企業」になるためのチャレンジでした。
住宅と建築とを1件1件丹精をこめてつくる。それらが線になり、コミュニティが生まれる。そのお手伝いをしながら・・・・・・。
私たちの目指すべき仕事は、これまでの人口増大・高度成長に基づく60年の流れの中で失われた地域のアイデンティティやコミュニティや美しい街並みを、人口減少社会の収縮する街の再生の過程で取り戻す役目だと確信するに至りました。 次世代の建設業として地域に根差した事業活動を継続してまいります。
古来、日本の住まいは地域の材料で地域を知り尽くした職人の手でつくられてきました。合理化や工業化を進めるあまり、地域の材料や文化は顧みられなくなってしまいました。これらは進化でしょうか?退化でしょうか?私たちは30年を超える環境共生住宅づくりの蓄積の中で、省エネルギーであること、天然乾燥された近くの山の木を始め自然素材をなるべく利用すること、循環のルールに基づく家づくりをすること、などを指針に「呼吸する木の家」を提案しています。
環境共生・地域循環の一つの成果としてエコタウンを開発しています。太陽の熱利用(OMソーラー)や太陽光利用(OMクワトロソーラー)、雨水利用など、盛りだくさんの環境技術が採用されています。
敷地内には、住民が使えるえこ畑を準備しており、化学肥料を使わない野菜作りが行われています。この安岡エコタウンを私たちの理想の「住」を具現化するモデルとして、水平展開して行きたいと考えています。
昭和58年から志向してきた、企画・設計・施工体制。現在では社員の25%が企画・設計部門に属しています。得意としているのは、土地活用提案。例えば最初から目的物ありきの営業提案ではなく、その土地に最適な提案を行う事が私たちの特徴です。
50坪の遊休地には、戸建てデザイナーズ借家を、200坪から500坪の遊休地には賃貸マンションや高齢者専用賃貸住宅や医院、更に広い500坪から2,000坪以上の土地には医療モールや商業店舗を誘致します。豊富な土地活用実績が地権者にとって常に最適でかつ実現可能な提案を行うことにつながっています。
私たちは、建築物の受注活動のための事業用建物の企画・提案のだけではなく、複数の地権者から事業用地を一括借り上げを行い、さまざまな出店者や開業医院の調整を行い、ネイバーフッド型商業開発を行っています。
これまで22件の商業開発を行い、商業店舗を建設し建物賃貸を行っています。これらの商業施設サブリース事業はすでに事業用借地面積で6.4万坪、店舗数で120店舗を超え、私たちの事業の3本目の柱になっています。