2013年1月25日、安成工務店グループの㈱デコスは、カーボン・オフセット推進
ネットワークが主催する「第2回カーボン・オフセット大賞」において、「近くの山の
木でつくる、省CO2で心地よい木の家プロジェクト」を提案し、優秀賞を受賞いた
しました。
◆CO-Net/第2回 カーボン・オフセット大賞受賞団体のお知らせ
http://www.carbonoffset-network.jp/news.html?id=304
本プロジェクトは、(株)安成工務店 、(株)エコビルド、(株)トライ・ウッド 、(株)デコス の4社協働による、木の家づくりに
おいて、経済産業省及び関係省庁が推進する「カーボンフットプリント(CFP)を活用したカーボン・オフセット製品」試行事業に
基づき、上棟する物件に使用する建築用断熱材「デコスファイバー」のライフサイクル(原材料調達、生産、流通、使用・維持
管理、廃棄・リサイクル)全体における温室効果ガス(GHG)排出量に対してカーボン・オフセットを実施する取組です。
この取組によりオフセットされたデコスファイバーは、「実質排出ゼロ・カーボン断熱材」となります。
・デコスファイバーは、主原料にリサイクル材である新聞紙を使用し、生産工場の動力エネルギーは重油や石油などの
化石燃料を使わずにすべて電力を利用。
・さらに輸送手段にはモーダルシフト(JR貨物)を積極的に活用するなど、ライフサイクルCO2の排出量削減に取組んで
います。
・また、デコスファイバーは2011年11月に日本で初めて建築用断熱材としてCFP認証を取得し、2012年12月「カーボン
フットプリント(CFP)を活用したカーボン・オフセット製品」試行事業に採択されています。
デコスは引き続き、建築分野における省CO2排出の意識向上と、「実質排出ゼロ・カーボン断熱材」を活かした木造建築にて
低炭素社会構築により一層取組んで参ります。