最近、社会問題としてとりあげられることの多いPM2.5に関しまして、「住宅ではどう注意すればいいの?」「OMソー
ラーは大丈夫?」といったご心配を伺うことがあります。
この件につきまして、27日に、環境省から新しい指針が発表されたことも踏まえまして、現在分かる範囲でのご回答
をさせていただきます。
1.一般の住宅での対策について
まず、環境省の新しい指針によりますと、1日の平均濃度が、これまでの基準値の2倍に当たる1立方メートル当たり
70マイクログラムを超えると予測された場合は、健康に影響を及ぼす可能性が高くなるとして、都道府県などが外出
や屋外での長時間の激しい運動、それに
部屋の換気を控えるよう注意を呼びかける としております。
この方針に従いまして、住宅での対策といたしましては、各自治体からの警報に従い、換気設備の機器の停止をする
こと、また、窓を閉めることが適当と考えております。
(参考)自治体の観測サイト
山口県:
http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/index.htm
福岡県:
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/taiki-new/Jiho/OyWbJiho01.htm
ただし、子どもやお年寄り、それにぜんそくなどの疾患がある人については、この数値を下回っても健康への影響が
でる可能性があり、早めの注意が必要と考えられます。
2.OMソーラーでの対策について
OMソーラーでは、花粉など粒子が大きく重量が比較的大きいものは積極的に吸い込むほどの強い吸引力はなく、
実測データでも一般の家と変わらない結果が出ていますが、現在問題となっているPM2.5のような細かい粒子は、
一般の換気設備と同様、OM通気層から進入することはあり得ます。
OMソーラーの家にお住いのお客様におかれましては、この対策といたしまして、関係省庁や自治体より警報等が
出た際には排気モードにて運転を行うようお願いいたします。 (夜間は外気取り入れをしないように設定してください)
尚、目の細かいフィルタ等の取り付けは、抵抗が大きくなり機器への負荷がかかりますので、お奨めできません。
(参考)OMソーラー/PM2.5の警報が出た際の対策について:
http://omsolar.jp/info/pm25.html
今後も、新しい情報が出ましたら、ホームページや facebook などでも情報共有をしたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。