地域工務店がその地域の風土を生かして設計・施工した住宅を表彰する
「チルチンびと住宅建築賞」。
昨年に引き続き、第二回となる今回も、弊社の設計3チームが入賞しました。
選考基準は、材料の選択、計画、施工方法のいずれにおいても地域の
風土を生かし、住宅の建築を通じて地域社会に貢献していること。
日本の住宅の質向上に貢献するデザインであること。
です。
(受賞作品はチルチンびと2014年春号に掲載予定)
<主旨抜粋>
○最優秀賞/山口支店「矢原の家」
帰路につくたびに道路から見えてくる家の顔は、敷地の角を開放させ板塀
や土塀そして木々の緑の隙間からその様子が漏れるように。家の中に入る
とそれぞれの居場所、そこで感じ見えてくる景色、あるいは晒したくない日
常など、各々の場面において心地良さを積み重ねて暮らしてほしいと思い
を込めました。
○優秀賞/宇部支店「ギャラリーのある集いの家」
山口県山陽小野田市の小高い団地の一角。ともに芸術大学出身のご夫婦
の要望により、作品を飾るギャラリーと将来的に使うアトリエ空間の確保、
可変性のある間取りを設けました。周辺の環境にも配慮した間取りと窓の
配置、期待を抱かせるギャラリーへのアプローチ、美しい光を落とす三つの
天窓など、感性を養いながら暮らしを豊かにする家となりました。
○特別賞/北九州支店「門司の家」
敷地は何もない広い畑で、目の前には蛍も飛ぶ大きな川。彼方には山々
が広がっています。そんな土地に呼応するよう、たたずまいはシンプルに
美しく、庭も雑木林のような雰囲気をイメージしました。深い軒に守られた
リビング・ダイニングは落ち着いた心地良い場所で、窓から庭を見ている
と時が経つのを忘れてしまいます。
<参考>
□第二回チルチンびと住宅建築賞 受賞者発表
http://www.fudosha.com/ad/kenchikusho.html