社長ブログ

NHAB(INTERNATIONAL BUILDER’S SHOW)視察

環境先進国と言われているドイツの住宅及び環境設備の視察はこれまでBAU(国際建築・建材・建築システム専門見本市:ミュンヘン)、ISH(バス・トイレ・ビルディング・冷暖房・空調・再生可能エネルギー国際専門見本市:
フランクフルト)など2年に1度の割合で行ってきた。

この度、2月の18日から24日の日程にてラスベガスで開催されるNAHB(ナーブ)に初めて安成工務店の5名の幹部で視察する事となった。

ヨーロッパと比較して、特段得るものはそう大きくなかったが、断熱材のシェアについてはセルロースファイバー断熱材が第2位と頑張っていることが確認できた。
第一は日本と同様グラスウール、第二がなんとセルロースファイバーで第3位がロックウールである。

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セルロースファイバーが健闘しているのは、なによりも隅々まで施工できる施工の安定性らしく、日本では3位のウレタンの現場発砲断熱材が普及していないのは、施工時と火災時の安全性の問題らしかった。

NHABの後、2日間の全米住みたいまちNO.1のポートランド(オレゴン種)の視察を予定していたが、数十年ぶりの寒波で飛行機が飛ばず、1.5日分を棒に振ることとなり涙をのんだ。どうにか当初予定のシアトル発の便に間に合い、帰国することが出来た。
まずまず、有意義な視察であった。