JCA(日本セルロースファイバー断熱施工協会)の24回目の定例総会が東京神田のCVCで開催された。
リアル開催は実に4年ぶりである。
Web併用としたために、会員のリアル参加人数はやや少なめで50名の会場参加であった。
第二部では約200名の工務店さんもWeb参加され、HEAT20の生みの親である北総研の鈴木先生にHEAT20のことや、昨年施行された断熱性能基準である、6、7の上位等級の考え方をお聞きした。
その後、施工不良による内部結露の実例について住まい環境プランニングの古川様にお話をお聞きし、最後に、鈴木先生、古川先生、工務店代表で愛媛県の㈱建築工房小越の小越社長、デコス専務の竹之内がパネラーとなり、ジャーナリストの大菅さんのコーディネートの元、温熱上位等級に向けて工務店はどう考えるか?などについて意見交換を行った。
デコスは付加断熱なしの壁厚105mmで十分等級6が確保でき、壁厚を160mm程度とすれば最上位の等級7を外付加断熱なしで実現することが出来る事が報告された。
令和5年6月9日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次