今年の桜はまさに満開。風に揺らいで花が舞い始めたところです。
今年はYASUNARIグループで9人の新入社員を採用した。
男性3人、女性6人である。
今日から2週間、新入社員の研修があるが、その後は各所に配属されて業務にあたる。
思い返せば、私の新入社員時代はどうだったろうか?
今から45年前に北九州市八幡西区に本社を置く建築会社に入社した当時を思い出した。
上場していた地方ゼネコンであったが、折からの不況で確か同期は男女2人づつの4人だった。
もう一人の男性は橋梁関係の事業部に配属され、私は建築事業部。
最初何もわからないまま、福岡市名島の公団住宅の高層棟の現場事務所に配属になった。
事務所に宿舎が設えてあり、朝昼晩と食事付きの現場だった。
たしかかつてない水不足で工事用水確保に苦労した思い出がある。
良かったのは、仕事が終わってからも先輩と寝食をともにしていろんな事を教わったことだ。
とまどうことも多かったが、懐かしい思い出である。
「石の上にも3年」と言うことわざがある。3年経たないといろいろな良し悪しが分からない。
だからまず3年、何も考えずに頑張れと教わった。
人が3年かかるところを1年で覚えよう。と思ったことを覚えている。
確かに、何かを始めて、3年頑張れば成果も、他から見てもそれなりの評価も低減できる。
以来、新しいことを始める際、3年経ったら成果も評価もついてくると考えるようになった。
令和5年4月1日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次