社長ブログ

コロナと暮らしと諸々

日本でも強制力はないものの、緊急事態宣言が発令され、都市間移動や日常の勤務の仕方に大きな変化を余儀なくされている。3月から弊社も一切の出張を中止し今月から在宅勤務を増やし、一度に会するのは通常の3割のメンバーにとどめるように変更した。山口県福岡県間も移動をなくし、Web会議のみにした。これまで他のWeb会議システムを使っていたが制限が多く、今はZoomで会議することがとても増えた。


仕事以外の、全国的な同業者の会であるNPO環境共棲住宅「地球の会」でも理事会を取りやめすべてWeb会議に切り替えた。一日を費やすことなく皆集まれるのでWeb会議はいたって簡単便利である。毎週水曜日の夜7時から、コロナに対抗する工務店対策の情報交換と銘打って行っているWeb座談会(飲み会)などは、これまでより更に多くの情報が行き交う場となっている。とても面白い。


お客様がモデルハウスにおいでになりにくい環境もあるので、Web見学会やWeb相談会なども手探りで開催している。


改めて思うのは、人の暮らしをつくづく考える時間が持てることだ。多くの人が休みにどこに行けないので家を片づけたり、庭を手入れしたり、暮らしや人生の価値を考える時間を過ごしていることと思う。


ジムも休館なので、家内と2人で夕食後に1時間歩くことにした。1か月以上も毎夕食を決まった時間に家で食べること自体、初めてことではなかろうか?


あれだけ押しかけていたインバウンドは時間と共に戻るとは思うが、生産拠点を海外に移すグローバル化・・・。なども、もしかしたらまやかしで国内回帰を始めることになるかもしれない。


コロナ後の世の中は、価値観はどうなるのだろうか?

住まいに関しては、自然素材の木の家で健康に暮らす。ことがもっと求められるような気がする。