NPO環境共棲住宅「地球の会」は地域の林産地と連携した木の家をつくる工務店の有志が全国から集まってできたNPOである。
1社で出来ない事を実現するために集まった会である。今年、新しく3つのテーマで分科会が立ち上がり、活動を深耕させることとなった。「大工・職人育成分科会」「アース&グリーン未来プロジェクト分科会」「地域コミュニティ分科会」の3つである。
それぞれ三渡社長、石橋社長、相羽社長といった40才代の若手の経営者がチームリーダーを務めることとなった。
若い次世代を担うメンバーがそれぞれ知恵を出し合い、木の家工務店の次の時代や社会における位置づけを探ることが目的である。頼もしい、キックオフ大会となった。
基調講演は「デフレの正体」「里山資本主義」の著者である藻谷浩介さんにお願いした。藻谷さんは山口県出身で、10数年前から下関の商工会議所や他の所属協会などで行ってきた街づくりのアドバイザーとして個人的には面識があり薫陶を頂いてきた方である。
久しぶりにお会いしてご活躍ぶりやパワーアップぶりに接し、とてもありがたくお話をお聞きした。会員の聴講者の方々からは、とてもインパクトがあり、感激した。との言葉を頂いた。
さあ、地域工務店が次の時代にさらに必要とされる業態となるため頑張ろう。