JCA日本セルロースファイバー断熱施工協会が主催する「第8回ブローイングピック」がデコス飯能工場で開催された。
断熱材の約9割はメーカーが製品を供給し施工は工務店任せ。約1割強のシェアのウレタン発泡断熱材とセルロースファイバー断熱材のみがメーカーが施工も行う方式をとっている。
デコスとJCAでは、施工がとても重要であるとの認識の元、毎年施工技術の研鑽を図るために吹込み技術の競技会をブローイングピックと称して行っている。
今年は33名の施工技術者が同一の条件で吹込みの正確さを競い合った。
結果は、優勝 柏屋商亊㈱の渡辺さん、準優勝は㈱クロダの野添さん、3位は㈲福岡デコスの小柳さんとなった。こうやって一堂に会する事で、自分の技術と熟練者との差や同じところなど、自分の立ち位置が確認が出来る所がもっとも重要な部分であろう。それが解って始めて目標がさらに明確になる。そして、きちんとした施工をすること自体、自分や会社の誇りになるし、更にはこのデコスドライ工法を全国で施工する施工の仲間の評判を落とせないという、大きな同志愛にも結び付くという意義がある。
今日は競技会のあとで約1時間の勉強会も合わせて開催され、明日からの施工の正確性を皆で誓い合う一日となった。