社団法人山口県木材協会主催の「やまぐち木の家づくり相談会」が山口市の維新百年記念公園にあるスポーツ文化センターで開催された。
イベントの内容は,午前9時から山林や住宅の見学を行うバスツアーA班と午後に見学をするB班が11時半スポーツ文化センターに集まり、そこで地元工務店各社のプレゼンテーションを受けたり、出展ブースを見たり相談したり、と言った、これから家づくりを考える方々にはとても役立つ相談会となった。
どうにか保っていた空模様も台風16号の影響か、昼前には雨粒かポツポツ。屋外展示の木工教室などは室内ホールに引っ越しての開催となったが、まずますの賑わいを見せていた。
雨の中、熱心に参加して頂いた多くの方々、大変ありがとうございました。
数ある大手住宅メーカーのつくる住宅ではなく、地域の工務店がつくる「木の家」に興味を持って頂いた方の多くは、「なにか解らないけど、木の家がいいのよね?」と言った感覚的な動機が多いような気がしました。現在、国ではCO2の固定化や林業の活性化などのテーマもあり、国産材でつくる家づくりを推進する施策をいろいろと打ち出しています。国交省では120万円の補助金がつく「地域ブランド化住宅事業」。林野庁では来年から国産木材の利用でエコポイントがつく模様…。
これらのほかに、木の家がもたらす健康に関する臨床試験データなども徐々に明らかになりつつあり、まさにこれからは、お客様が感覚的にお持ちの「木の家が良いのよね?」を、証明できる時代になりそうです。