1棟1棟室内の温湿度計測を行いました。
なかなかシミュレーションどおりの結果が得られず、断熱施工に問題がある事がわかりました。
まず、大工さんを集め、それまで使用していたグラスウール断熱材の施工研修を開きます。
断熱材はこのように隙間なくきちんと施工してくれ・・・。
でも現場に行くと隙間がある。
いくらきちんと施工しても施工精度が向上しないのは工法に問題があるとの結論に至ります。
断熱材を学ぶ過程で、完全に充填できる工法は、ウレタン発泡とセルロース吹込工法、そしてポリスチレンボード外張工法の3つということがわかりました。
そこで、私たちは考えた結果、OMソーラーから紹介された新聞紙をリサイクルしたセルロースファイバーの吹込工法を採用することにしました。
メーカーから材料を購入し社員で自ら施工という形で始めたものの、乾式吹込み工法はメーカーも認定を持っていないことが判明。
お客様に堂々と進めるためにも認定取得を自ら行う事を決断。
その後、断熱認定や防火認定を取得しながら「デコスドライ工法」として全国に認知される工法に育て上げることが出来ました。