下関には県立双葉高校という昼・夜の部門を持つ定時制高校があります。
今日は、生徒さんに「働く意義」というテーマで1時限のお話をさせて頂く機会がありました。
若い、その時期にはわからないことが沢山あります。自分を思い返しても、勉強が好きとか嫌いとか?遊びたい気持ちが勝つとか…。
今なら、「勉強はすればするほど、自分の行動や未来の生き方の選択肢を広げる。」ものだと良くわかるが、若い頃にはそんなことを現実の問題として思いもしません。
それらの前段があって、職業の選択に至るわけだが、どの仕事が自分の天職か?なんて誰にも分らないものです。少なくともやってみたいな?と思う職業に就いて、もっとこの道を究めたい。もしかしたらこれが天職?と思えるまでがむしゃらに働くしかないのです。
私たちは人の役に立つ、または社会に役立つために生まれて来たのです。
決して、自分一人で生きていけるわけではありません。
ただ、多くの若者は「心の底から沸き立つ思い。」を持っていないわけで、それを導くのは至難のわざです。
やはり、仕事で、面白い、楽しいと思う何かを感じさせ、それを続ける中で、やる気が醸成される仕組みが必要です。それは私たち企業の大きな責任でもあります。
令和3年1月29日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次