社長ブログ

安成の木の家(スギ材)はウイルスを99.9%無力化 記者発表

本日、福岡市市政記者クラブにおいて、安成工務店と九州大学が共同研究の成果「スギの板材におけるインフルエンザウイルス(H3N2)の抗ウイルス効果について」、記者発表を行いました。

これは平成24年から継続して行っている「木の家と健康の関係」の共同研究の一環として、昨年から取り組んでいた実験の成果を広く市民の皆様にお知らせするものです。
スギの板材の表面にインフルエンザウイルスを滴下し、時間の経過とともにどのくらいで死滅するかについて計測したものです。結果、一般的な新建材と呼ばれる「樹脂建材」と比較してスギ材の表面では99.9%の抗ウイルス効果があることが分かりました。

この理由は杉材の持つ抗菌性によるものと考えられ、以前行った樹脂建材内装とスギ材内装における黄色ブドウ球菌の繁殖実験でも、前者では非常に多くの繁殖現象が見られるのと比較して、後者ではほぼ繁殖しないという結果も出ています。
自然素材、特にスギの抗菌性や癒し効果など健康性に関しては目を見張る成果がみられます。「木の家」で健康に長生きすることが徐々に証明されようとしています。

私たちは、事実の解明に更に力を注ぎます。なによりも多くの方に「木の家で健康な生活」を送って頂きたいものです。

令和3年2月24日

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次

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実験方法
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実験結果