社長ブログ

「デコスドライ工法」デコス関東工場見学会

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デコス関東工場見学会でデコスファイバーの説明をした。改めてその性能と環境負荷の低さに、素晴らしい断熱材だと感じる。

デコスドライ工法が誕生して28年になる。
当時、OMソーラーを開始し、太陽熱を有効活用するパッシブソーラーの家を建て始めた。断熱欠損なく施工することが意外に難しい事を知り、完全に施工できる断熱材探しが始まった。ウレタン発泡工法、ポリスチレンボードの外張り工法、そしてセルロースファイバー断熱材の吹込み工法。この3つが完全に欠損なく断熱できる工法と分かった。

石油由来に違和感を感じ、木材由来の新聞紙より作られたセルロースファイバー断熱材に親和性を感じ取り採用。

当時、工業会を形成していたメーカーが3社。どこも湿式工法認定はもっていたものの乾式工法の認定が無い状態。自社乾式認定を取得しデコスドライ工法と命名。

以来、約30年。製造工場を下関と埼玉県飯能市の2か所を持ち、西と東に供給し全国で約3,000棟/年間、注文住宅の年間シェアで言うとわずか1.5%である。

そして、今、世の中は脱炭素の時代に入り、CO₂を出さない家づくりへと産業構造そのものが大きく軋みながら大変革を遂げようとしている。

デコスはCO₂の発生が極めて低く、断熱性能だけでなくち「調湿」「除湿」「静粛性」のある多機能断熱材だ。
デコスの時代来たる!私たちが想い続けた家づくりが注目を浴び始める。
もっと、もっと世に知らしめる方法はないものか?

令和4年7月19日

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次