下関市の中心街から北に約50km(約1時間)車を走らせたところに私の生家がある。
ここは安成工務店発祥の地でもある。
記憶では昭和26年の創業から17年間はこの生家の一角が事務所だったと思う。
私が幼い時の父の話の中で良く覚えている話にお墓の話がある。
父は農家の次男。手に職をつけるために大工棟梁へ弟子入りし、隣家の身寄りのない婦人の面倒を見るために養子に入り、そこで独立し嫁を迎える。26歳のときのことである。
墓参り
結婚し一番最初にしたことは養子に入った安成家の墓を建立したこと。そうした、祖先を敬うことの大切さを幾度と無く幼い私に話してくれた。
その父が丁度21年前に急逝し、32歳の若い社長も今年で53歳となった。
父が亡くなったあと、母の希望で墓所を生家に隣接したところに移すことにし、くしくも父と同じように社長になって初めに墓を新たに建立したわけである。
生家に戻りお墓に手を合わせるたびに、心を元に戻し先祖に感謝し未来を誓う。
まっすぐ王道を歩んでいるか?社会に必要とされる人たるか?会社たるか?
自問しつつも反省の多い社長業である。
その父が丁度21年前に急逝し、32歳の若い社長も今年で53歳となった。
父が亡くなったあと、母の希望で墓所を生家に隣接したところに移すことにし、くしくも父と同じように社長になって初めに墓を新たに建立したわけである。
生家に戻りお墓に手を合わせるたびに、心を元に戻し先祖に感謝し未来を誓う。
まっすぐ王道を歩んでいるか?社会に必要とされる人たるか?会社たるか?
自問しつつも反省の多い社長業である。