社長ブログ

第16回 JCA定例総会

第16回 JCA定例総会
JCA日本セルロースファイバー断熱施工協会の略称である。セルロースファイバー断熱材(デコスドライ工法)は施工が命である。
これはセルロースファイバー断熱材だけではなく全ての断熱材が施工こそもっとも大切な要件なのである。しかし、約9割の断熱材はメーカーが材料を販売し、その施工はそれぞれの住宅会社の何かの職種の人があまり知識のないまま施工しているのが実態である。
では、メーカーが施工まで関与している断熱材は何か?それは「ウレタンの発泡」と「セルロースファイバーの吹込み工法」のみである。これらの市場シェアはおそらく10%位ではなかろうか?
今日は、そのセルロースファイバー断熱の唯一の施工協会の総会である。
顧問の建築研究所の坂本雄三所長と慶応大学の伊香賀教授のご参加の元に、総会議事、顧問レクチャー、2件の基調講演、そしてJCA・デコスよりの報告と13時から4時間半の密度の高い会合となった。
JCAでは施工技術を高めるために試験制度や施工資格制度、更には研修会など多くのプログラムを用意している。そして施工代理店の皆さんや施工技術者本人は、「断熱材は施工こそ命」を合言葉に、完全施工を目指して自負を持って仕事をしているわけである。
地道なことだけど、我々の誇りでもある。