12月を期末とする我が社の株主総会はいつも2月中旬から下旬である。今年は今日の開催となった。社員持ち株会があり多くの社員が株主でもある安成工務店の株主総会の出席者はそう多くはない。
平成23年・第46期は(創業1951年(昭和26年)から数えると61年目だが、法人化をした昭和41年から数えると46期)は思いもよらず大変な年だった。1月10日の創業記念日に意気揚々と60周年を謳い、目標に向かってスタートを切ったものの、3月11日の東日本大震災で商流・物流が大きく乱れ、契約延期や工期の遅延が起こった。8月頃から平静を取り戻したが、目標売上には到底及ばない決算となった。しかし、どうにか前年比で増収増益を達成できたのは有難かった。(売上72.12億円、経常利益1.45億円。)
昨年は、福岡支店にPM事業部(不動産管理)を設置し不動産管理業務を開始し、更にリノベ事業部を設置し、マンションやビルのリノベーション事業に参入するなど、将来のために新しい種を植えた。
福岡市に拠点を開設したのが平成15年。マンションの1室に2名の社員を単身で派遣してから8年が経過した。安成工務店福岡支店が30名、オークス建設が20名、アスティ・ケアが25名。総勢75名の社員が福岡市内に在籍している。グループ6社の総社員数が230名なのでその割合は33%となっている。(グループの売上比率は福岡市が約40%となる。)
人口減少著しい山口県の企業が、比較的近く大きな市場を持つ福岡市に人的配置を強める事は致し方ないことに違いない。
安成工務店福岡支店と関連会社オークス建設の売上合計は約50億円弱。福岡市の建設会社の売上規模ランクで見ると、おおよそ20位ぐらいだろうか?
福岡市で燦然と輝く安成工務店を目指したいものである。これまで付託を頂いたお客様のためにも。