社長ブログ

Laplandにやってきた

トナカイ
 ラップランドはスカンジナビア半島北部からコラ半島にいたる地域で、伝統的にサーミ人が住んでいる地域を言うそうだ。
スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシアの4カ国にまたがっており、フィクションだがサンタクロースが住んでいる地域とされている。
今回はLaplandの中心的な街、フィンランドのサーリセルカが訪問地だ。企業訪問のついでに先方の社長の案内でオーロラを見ることが出来るかも・・・。と足を伸ばした。
温度は見た目の割にはそうでもなく、現時点で-5℃。
昨日からの細かい雪がまさにパウダースノー状態。スキーが好きな人にはたまらない場所のようだ。残念ながら私はスキーもスノーボードもまったく出来ず、とりあえずジェットスキーを楽しんだ。
夜はこちらの名物料理、トナカイのグリルをいただいた。
自然が厳しい分だけ、自然の一部の中で人間が生活を営んでいるにすぎない・・・。と言った感覚が胸に満ちてくる。貴重な時間を過ごす機会を得た。
人は自然の一部だという事をいつの間にか忘れ、人間中心の高慢な考え方になってしまう。近くの山の木で家をつくる。事や太陽熱や通風などの自然エネルギーをなるべく活かす住まいづくりなどを行う安成工務店の家づくり思想は、環境と共生する住まいにあるはずだ。
ずっと「パッシブ思想」を家づくりの中心に置いてきたことを「良かった。」と改めて思う。間違いではなかった。このまま、更に深めていこう。