東北大震災が発生したため、地球の会主催 4/12・13開催予定の「第5回日本の木の家づくりサミット」が中止となった。その代わりに大震災で我々地域工務店として何が出来るか?また、かねてより地球の会で計画中の「CO2固定化認証制度」の開始について協議をする緊急会議が大阪市で開催された。直接的な被災地への支援策は、東北3県の会員さんの年会費の免除と見舞金のご送付をさせていただきましたが、今後具体的には被災県会員さんの要請を待つこととなりました。
懸案の「CO2固定化認証制度」は、会員工務店の建設する家の国産材利用分のCO2固定量を計算し、地球の会へ申請することで、地球の会から認定証をお送りする制度です。CO2の削減については削減したCO2をクレジット化し売買し金銭に変換する方法も始まっていますが、固定化についてはまだ、具体的なインセンティブはありません。
しかし、地球の会が世の中に先駆けて「CO2固定化認証制度」を開始し、アピールすることが大切だと判断し、5月1日より開始することとなりました。次回、具体的な例をあげて報告します。