社長ブログ

2022年11月15日|カテゴリー「社長ブログ
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NPO法人環境共棲住宅「地球の会」は1年半に1回「全国工務店サミット」と称する全国大会を開催している。
今年は昨年に引き続きWeb開催となった。担当は関東ブロックだ。
Webだけに非会員の工務店さんを誘いやすく、会員68社、会員外54社、合計360の端末からご参加いただけたサミットとなった。

今回のテーマは「自分らしく生き残る!」である。

住宅業界は大きく分けて「プレハブメーカー(新建材住宅)」「大規模分譲業者&全国展開注文住宅業者(新建材住宅)」そして「地域工務店(自然素材or新建材住宅)」の3業態で構成される。
年間20万戸の中、それぞれのシェアは25%:25%:50%と思われる。
業者数は10社?:50社?:5,000社?といったイメージだ。

地域の工務店は地域の材料を地域の人の手で仕上げる地域型産業の業態を持つため、脱炭素でSDGs的である。
今回のサミットはそのような中「自分らしさ」を際立たせている工務店を事例に勝ち残り策を模索した。

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年11月6日|カテゴリー「社長ブログ
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母ヒサコが11月6日で満90歳を迎えた。
父が昭和63年に亡くなり35年間、父の残した豊北町北宇賀の実家で小さな畑をつくりながら過ごしている。
だいぶ足腰が弱ったけど元気でいてくれることに感謝している。

30年前に私が下関に住まいをつくった際に母の部屋をつくり仏間に仏壇を移設した。
母が仏壇と共に下関に来て同居、という魂胆だったが、結局、病院に行くときに下関に来て1・2日間泊まり、いそいそと豊北町へ帰っていく。
近所の友達と趣味の畑が気になってならないようだ。
下関に来て風邪ひいて滞在が長引いた時など、近所のおじいちゃんやおばあちゃんが帰ってこないことを心配して電話をかけてくれたりする。
そんな近所の友達も一人、また一人と先立っていかれ、もう、ほとんど残っていない。

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母は、子供は私と妹だが孫が6人いてひ孫が9人いる。
孫から送ってくるひ孫の写真を見たいというので5年前にガラケーをスマートフォンに替えたが、見事に使いこなし、時々メールまでしてくる。

父が作った会社を若い時に退き、専業主婦で会社に無関係で生きて来た。
だが、信ちゃんが新聞に、TVに出てたよ。
と言われたと喜び、今も会社の行く末を誰より案じて神仏に祈ってくれているありがたい母だ。

母の誕生日の11/6が土曜日だったので、子供2名の夫婦、孫6名の夫婦、そしてひ孫が9名、総勢33名で卒寿のお祝いをした。
この次は白寿のお祝いだね。と皆で話し合った。

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年11月2日|カテゴリー「社長ブログ
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山口県環境保全活動功労者表彰式が山口県庁で開催され、安成工務店が地球温暖化対策優良事業所として表彰を受けました。

これまでグループ企業では㈱デコスが環境関連表彰を一番沢山受けていますが、安成工務店も34年前の環境共生住宅OMソーラーハウスの取組以降、地球環境保全を一つのテーマとして事業活動を行ってきました。

昨年発刊した「YASUNARI GROUP CSV REPORT2021」にもあるように数多くの取組を継続して実施しています。これらのことから県内でも環境保全に先進的な取り組みをしている企業だとの認知が広がりつつあります。
とても、嬉しくありがたい表彰でした。

令和4年11月2日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年10月22日|カテゴリー「社長ブログ
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毎年、春・秋に開催しているチャリティーゴルフコンペが10月22日(土)、下関ゴールデンゴルフクラブで開催されました。

今回はOUT・IN同時スタートで合計30組のコンペとなりました。
毎回、会費4,000円とショートホールに1オンしなかった場合とドラコンホールでフェアウエイに乗らなかった場合、各500円を自己申告で頂き、それらをチャリティーとして寄付をしております。

今回もTYSテレビ山口を通じて41万円を寄付をすることが出来ました。
本来なら会費を賞品とするところ、チャリティーなので参加企業の協賛品を中心に商品としており、協賛企業及び参加者の皆さんにこの場を借りて心より感謝申し上げます。

令和4年10月22日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次

2022年9月21日|カテゴリー「社長ブログ
台風14号が日本列島縦断後の9/21、予定通り、新・建設業地方創生研究会の第2回公開セミナーを開催することが出来た。

会場もWeb参加も台風の影響は少なく、ほぼ予定通り、建設業経営者の方に参加頂くことができた。

私の趣旨説明を兼ねた挨拶の後、㈱日経BPの上席研究員の小原隆氏に「地方建設会社とデザインビルド」と題してデザインビルドの近年の潮流についてお話しいただいた。

その後、わが社のデザインビルドというテーマで、㈱三和建設(大阪市)森本社長からお得意とされている食品工場や危険物倉庫のデザインビルドのご報告を頂いた、そして、弊社の篠川設計部長による医療施設のデザインビルド事例の報告と㈱岡崎建設(岩手県紫波市)が取り組んでいる公共施設のデザインビルドと、計3例の有意義な報告を頂いた。

「デザインビルド」は、まだ始めていない会社から見るとハードルは高いと思われるが、まずは一歩づつ始めることが重要である。
安成工務店が38年間かけて実践してきた、「企画提案型の建設業づくり」。
これを全国の志のある建設会社様と共に一緒に始めるために、新・建設業地方創生研究会を設立した。
代表幹事は安成信次、事務局は安成工務店。現在27社の志士が集まっている。

令和4年9月21日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
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2022年9月17日|カテゴリー「社長ブログ
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小倉北区に創業1956年を誇る有名な料亭「万玉」がある。
現在は料亭から創作料理居酒屋と業態を変えて経営されてこられたが、この度店舗老朽化のため、建替えることとなり、弊社が設計施工で担当することとなった。

1階は店舗と銘品「鶯宿梅」の製造工場。
鶯宿梅は料亭時代に付きだしとして評価の高かった梅肉を商品化したもので、パッケージや器を知らない人はいないぐらいの逸品である。

2階から14階までは賃貸マンションとして地域のニーズに大きく応えていくこととなった。

台風も反れ、丁度良い天気でおめでたい起工式となった。

令和4年9月17日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年9月10日|カテゴリー「社長ブログ
コロナの関係で半年間ずれて開講された2回目のガーデンライフアカデミー(2021年)でしたが、本日修了式が開催された。

1シーズン通して薔薇の育て方を学んだ生徒さんたちは、自ら育てた一鉢から、徐々に増やしつつ多くの薔薇を育てあげられました。会社として会場を提供させていただいた弊社としても、たくさんの生徒さんたちのお役に立てたことがとてもうれしく感じた。

薔薇をテーマとした1年間の講座は、平成17年に現在の下関木の家づくり展示館をOPENした年から始まった。
途中で講座の名称が変わったりもしましたが、これまで18年間、毎年30名平均、営々と継続して頂いた。
修了生は合計約530人にもなる。

お陰様で、木の家づくり展示館の周囲はバラや他の花々など緑豊かなエリアとなって、とても美しい状態が保たれている。
これからも、皆で花壇を整備し花をつくる余裕を持っていきたいと思う。

現在、綾羅木エコタウンⅡ16区画、新下関エコタウン33区画を計画中だが、ここに住む人たちにも自らの家で花を育てる講座を開設して行きたいものである。

令和4年9月10日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
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2022年9月2日|カテゴリー「社長ブログ
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北九州市小倉北区足立に今年2月より設計施工で工事着手していた事務所ビルが完成した。

鉄骨4階建ての事務所ビルだが、企業の顔となるべく、目は引くものの上品にデザインされた事務所ビルとなった。

㈱シダー様は介護事業で全国展開されており、北は北海道から南は鹿児島まで102か所に高齢者有料老人施設やケアハウス、そしてデイサービスを展開している。

現在、介護事業者はコロナの影響で入居者や利用者数を落としているが、専業事業者としてのノウハウは厚く、多くの高齢者の拠り所となっている。

また、来年からは安成工務店が九州大学と共同研究している「スギ材の健康に与える影響実験」の新たな展開として、「高齢者の認知機能の改善」について共同研究を行う事を検討している。

福岡エリアの介護施設にて15室の居室の壁1面を杉板パネル貼りとし、8ヶ月の間の認知症の影響調査を行うというものだ。

これまでの研究で改善効果があると考えており、研究の実施が待ち望まれる。

令和4年9月2日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年8月28日|カテゴリー「社長ブログ
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TBS系日曜日の朝の番組「がっちりマンデー」に、デコスドライ工法が取り上げられました。

①新聞紙のリサイクルで高性能断熱材が出来ているところ、それが木材の繊維をそのまま有しており自然素材の良さをそのまま生かせる断熱材であること。

②吹込みによる断熱工法なので壁や屋根の隅々まで施工でき、配線や配管に隙間を生じないこと、吸音性が高く、とても静かな家が出来る事。

③更には吸放湿性があるため、室内の湿度を低めに保つことが出来る事、などいいことづくめの断熱材であると紹介されました。

脱炭素の時代、やっとデコスドライ工法が時代の寵児としてクローズアップされ始めました。
もっと多くの人に知ってもらいたいものです。

令和4年8月28日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年8月21日|カテゴリー「社長ブログ
9月21日に御茶ノ水ソラシティ(東京都千代田区)で開催される新・建設業地方創生研究会の第二回目の公開セミナーまで、丁度1か月となりました。

前回6月、初めてのイベント開催でしたが、限定YouTube配信も行い、オンラインとリアルの併用をするなど、広く視聴者を募りました。上手くいくか多少不安もありましたが、会場設定、プログラム運営、そしてその後のアーカイブ制作と、なんら問題なくスムーズに進みました。

今回は、前回よりも早めのDM案内を心がけ、7/中旬と8/中旬の2回DM送付を行いました。

テーマである「建設業が企画提案型建設業に業態転換すべき」という熱い思いがどこまで届いたのかは分かりませんが現時点で、105名(会場・Web参加)の方の参加希望を頂きました。

私の持論である、企画提案型建設業へ業態転換し、PFIに果敢に取組み、更には地域の街づくりを担う建設会社になろう。という思いをぶつけたいと思います。
それが地域に誇れる建設会社をつくる道でもあります。

令和4年8月21日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
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2022年8月5日|カテゴリー「社長ブログ
前回の綾羅木エコタウンに続いて、道路を挟んだ場所に綾羅木エコタウンⅡの造成を始めました。
今度の区画は16区画。南にわずかな高低差を持たせた日当たりのよい丘の上の特上宅地です。
前回同様、エコビルドや他のグループ会社もお客様にお勧めし一緒に安成グループ団地として整備していく予定です。

オープン外構、宅配BOXや雨水利用、敷地内シンボルツリーの設置などは前回同様ですが、今回は自家用車がEVカーになることを想定しEVカーの充電コンセントを標準で各戸に整備します。

7月から着手した造成工事は12月にはほぼ終わる予定です。
売り出し予告は9月より開始し、住宅の建築可能は来年の1月からとなる予定です。

令和4年8月5日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
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2022年7月29日|カテゴリー「社長ブログ
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OMソーラー、地球の会と、長く一緒に家づくりの勉強を続けてきた㈱コアー建築工房(堺市)の吉瀬社長がM&Aを受入れ三和建設㈱(大阪市)のグループ入りをした。
今日は会長就任・社長就任の就任パーティーである。

吉瀬さんは他社で現場管理を習得し、自分が思い描く家を建てるために会社を創業した。
全国の工務店の中でも設計力や施工力に秀でており、私たちもベンチマークとして随分勉強させてもらった。我々が目指す美しく精緻な仕事の高級住宅の第一人者である。
社長のゆるぎない意思もさることながら、社員の姿勢や大工さんを始めとする協力業者の皆さんの誇りを掛けた仕事ぶりが目を引き、我々の目標である。

そしてなんと、相手先の三和建設さんは、弊社の建築事業部が、20数年来ベンチマークさせて頂いている旧知の会社であった。私より一回り以上若い森本社長はとても優秀な方で、「つくるひとをつくる。」の理念を掲げ人づくりから始め、全国的にも有数な人気企業である。
売上高120億円、経常利益率5%以上、そして無借金である。まさに弊社のベンチマークである。
びっくりもしたが、まさに最高のカップルだと直感した。
両者を良く知る縁で来賓挨拶をさせて頂いた。

三和建設さんは賃貸マンションや工場、特殊倉庫の設計施工という大きな特徴をお持ちだ。
当然、大型木造といった得意分野の幅を広げるためのM&Aと言うことは理解でき、その成果も確信している。

一般建築と住宅は文化が異なっていて、建築が固く住宅が柔らかい。
また建築は大型ゆえに利益が大きく住宅は手間がかかる。
建築は現場組織で人を教育できるが、住宅はOJTとなりがちである。

しかし、現在、木造施設建築は再認識されており、脱炭素の観点からも木造を制した建設会社の前途は明るい。
新しく社長に就任された谷社長は三和の文化をコアーで活かし、コアー建築工房を新しいステージに上げると確信する。


令和4年7月23日

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年7月19日|カテゴリー「社長ブログ
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デコス関東工場見学会でデコスファイバーの説明をした。改めてその性能と環境負荷の低さに、素晴らしい断熱材だと感じる。

デコスドライ工法が誕生して28年になる。
当時、OMソーラーを開始し、太陽熱を有効活用するパッシブソーラーの家を建て始めた。断熱欠損なく施工することが意外に難しい事を知り、完全に施工できる断熱材探しが始まった。ウレタン発泡工法、ポリスチレンボードの外張り工法、そしてセルロースファイバー断熱材の吹込み工法。この3つが完全に欠損なく断熱できる工法と分かった。

石油由来に違和感を感じ、木材由来の新聞紙より作られたセルロースファイバー断熱材に親和性を感じ取り採用。

当時、工業会を形成していたメーカーが3社。どこも湿式工法認定はもっていたものの乾式工法の認定が無い状態。自社乾式認定を取得しデコスドライ工法と命名。

以来、約30年。製造工場を下関と埼玉県飯能市の2か所を持ち、西と東に供給し全国で約3,000棟/年間、注文住宅の年間シェアで言うとわずか1.5%である。

そして、今、世の中は脱炭素の時代に入り、CO₂を出さない家づくりへと産業構造そのものが大きく軋みながら大変革を遂げようとしている。

デコスはCO₂の発生が極めて低く、断熱性能だけでなくち「調湿」「除湿」「静粛性」のある多機能断熱材だ。
デコスの時代来たる!私たちが想い続けた家づくりが注目を浴び始める。
もっと、もっと世に知らしめる方法はないものか?

令和4年7月19日

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次
2022年7月13日|カテゴリー「社長ブログ
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年に1度、OMソーラー会員経営者が一同に集まり、最新情報を共有し、今後のあるべき環境共生住宅の姿を確認し、意識を高める「OM全国経営者会議」が名古屋で開催された。
最盛期には220社280エリアを誇った会員数も、今や半減。
ここ35年間の時間の長さと企業の栄枯盛衰というか、企業の「寿命」について考えさせられる。

何歳で経営者になるか?業態や規模でも違うだろうが、地域工務店の場合、息子が先代社長から後継ぎ指名を受け引き継ぐケースが多く、仮に35歳から45歳としよう。
最初の5年間は無我夢中。いくらか仕事に慣れ、意欲や思いが明確になり成長期に入って10年?15年?その頃には若い青年社長も60歳の声を聞き、自分の力量も勝手に決めつけ、冒険もしなくなるようだ。
私は33歳で社長になり、そこから5年無我夢中。自信も付き成功体験も少しずつ増えてきた。そこで、もう50歳。
でも会社は理想とはほど遠く、出来ていない事ばかり。行っては戻りを繰り返し、その内60歳。
だんだんやるべき仕事が見えてきて、「安成信次はこんなもんじゃない。」「もっと世の中の役に立つことが出来る。」と想いを定めて65歳。
最近では、髪の色もグレーから徐々に白が増えつつあるが、「心は成年!」と胸の中で反復しながら若いやる気を呼び戻す。

令和4年7月13日

株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次

2022年6月23日|カテゴリー「社長ブログ
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山口県では、非住宅の木造化、しかも県産材による木造化を推し進めている。今後更に需要拡大を図るために、今回、関連事業者と協定締結を行う事となった。

これは需要拡大計画を申請し、受理された業者と山口県との協定締結である。

安成工務店は、住宅では林産地連携を進め、梁桁材は大分県産材、土台や柱は県産材を使っている。建築の分野では近年、医院建築や2階建ての介護施設はほとんどが木造建築となっているが、県産材にはこだわらず近県産材を使っているのが現状だ。

本協定では、医療施設、介護福祉施設などに県産材を一定量使う協定となっている。
協定書締結、そして建設会社の代表者として挨拶をさせて頂いた。

令和4年6月23日
株式会社 安成工務店
代表取締役 安成信次