社長ブログ

2014年7月17日|カテゴリー「社長ブログ
OMソーラー全国経営者会議
OMソーラーの全国経営者会議が浜松市で開催中である。今年で29回(年)目の開催で、浜松市での開催はOMソーラー㈱の本社である「地球のたまご」のOPEN10周年を記念してのものです。
初日、年間の優秀工務店の表彰の時間に、安成工務店は2つの分野で表彰を頂いた。一つは年間最多数(搭載)、最高額販売に対する表彰です。これは昨年に引き続いての評価でした。
もう一つ、私としたら感無量の表彰を頂きました。OM引き渡し累積棟数1,000棟達成の特別賞です。
平成元年にOMソーラー協会に加盟し、翌2年に第1棟目のOMソーラー搭載住宅(下関市長府 藤田様邸)をお引渡しさせて頂きました。あれから1,000棟を達成した平成25年まで約23年間…。平均すると年間40棟以上ものOMソーラー住宅をお引き渡したことになる。
OMソーラーは発表から29年、安成工務店が導入して約25年経過する今でも、太陽熱を利用したパッシブソーラーシステムとしては唯一無二のシステムだと思う。
OMを通じて環境共生住宅の道に入り、これまでにOMから受けた恩恵はとても大きい。まず、第一に家づくりの方向性で悩んだ25年前、環境共生住宅の道にまっすぐ歩き始めることが出来たこと。次に、セルロースファイバー断熱材との出会いをくれ、「デコスドライ工法」の開発、そして小さいながらも断熱材メーカーとして、関連会社㈱デコスの存続意義を明確にしてくれたきっかけとなったこと。更には平成8年に大分県上津江村との仲介をしてくれたことがきっかけで、林産地連携の家づくりの道にまっすぐ踏み出すことが出来たこと。
現在の安成工務店の家づくりの全てを与えてくれたのがOMソーラーであった。と言っても過言ではない。
我々は普及棟数も、その温熱性能もほぼ最前列で先頭を切って取り組んできた。多くのお客さんにお勧めした責任に於いて、OMを更に進化させ、普及させて行きたいと思う。
それは躯体を高気密高断熱にすることで、更にOMの太陽熱集熱の効率を高めることである。私たちの持つテーマに高気密高断熱住宅で省エネ(ゼロエネ・無暖房)を実現するだけでなく。自然素材住宅とすることで、調湿をコントロールし健康に有益な住宅をつくる。があります。
更なるOMソーラーの進化に向けてチャレンジしていきます。
2014年7月15日|カテゴリー「社長ブログ
環境共生住宅 安成工務店の家づくり
これまでA4版、数ページでしかも4種類の分冊となっていた「安成の家づくりコンセプトBOOK」を改定した。
新しいコンセプトブックは、安成工務店の家づくりの全ての内容が解るA6版80ページの読み易い冊子となった。
目次を紹介すると、
①環境共生住宅に特化して …安成工務店の65年の歩み…
②現代の和の住まい    …安成工務店の家づくり思想…
③安成工務店の家づくり「環境共生住宅」
④あなたの家づくり    …安成工務店はこんなお手伝いをします…
⑤安成工務店の家づくりを支える人々  …作り手インタビュー…
⑥家は買うものではなくつくるものです
⑦「木の家を健康を科学する」 …安成工務店が挑む…
といった内容となっており、私たちの家づくりのAからZまですべてをまとめた内容となっています。
各展示場や木の家づくり展示館に置いていますので、手に取ってご一読頂ければと思います。
2014年7月8日|カテゴリー「社長ブログ
関門海峡
非常に大型の台風8号が、今日夕方には沖縄に最接近するそうである。
予報では、九州に上陸し日本列島を縦断するコースのようである。下関への最接近は7/10ごろか?
台風最接近の2日前の関門海峡は昨夜の雨も上がり、曇り空ながら小休止。
関門橋の橋頭も霧でほとんど見えず、1本の水平な橋が架かっている感じに見える。行き交う船も今日は少な目である。
一番短いところで600m足らずの海峡はまるで川の流れのようで見飽きない。
下関…。なんといってもこの海峡景観は本当に美しい。
美しい日本の山々…。台風8号の被害が大きくないことを祈りたい。
2014年7月1日|カテゴリー「社長ブログ
シンガポールへの社員旅行
6月、3班に分けて約150名でシンガポールへ社員旅行へ行ってきた。
安成工務店グループ6社の内、オークス建設アスティ・ケアを除いた4社合同の社員旅行である。
昔は、毎年全社員で社員旅行を行っていたが、一度に会社を休むのはまずい。として数班に分かれて社員旅行を始めてずいぶんと経つ。いまでも近くでいいから全員で行き、大宴会をしようとの声は沢山あるが、なかなか200名を超える旅行の宿泊先や宴会会場がなく、今年も6月第1週、2週、4週の3班、3泊4日(1泊機内泊)の旅であった。
シンガポールは昨年、商工会議所でカジノの視察旅行で初めて訪れた。淡路島ぐらいしかない面積に500万人が暮らすアジアとは思えないくらい美しく整備された街である。空港から中心街までの距離が短いこともあり、観光的に計算されつくした街づくりや最先端の建築群など充実した見学になると思い、いつか社員にも見せて感じさせてやりたい。と考えていた。
いつも旅行先は社員のアンケートで多数案に決める。今年は、国内は金沢方面、仙台方面、海外はマカオとシンガポールの4つ中から選ぶこととしたが。シンガポールが多数を占め、思いがけず早い実現となった。
街の景観を形づくることが難しい中、整然とそれを国の戦略として行っている様子や、多民族国家ながら美しく公平な社会システムを作り上げている様子など、アジアの先進モデル都市を見て、どう感じてくれただろうか?
2014年6月17日|カテゴリー「社長ブログ
地球のたまご
OMソーラー㈱の本社の名称は「地球のたまご」。静岡県の浜名湖畔、約10,000坪の敷地にビオトープを配し、延床面積2,191㎡(663坪)のブドウの房のような配置をもった建物で構成されている。一企業で見ると、各セクションの顔が見えないoffice自体、敷地面積が広いだけに論外と言えるが、研究所の側面を見るとうらやましい施設である。
 OMソーラーは東京芸大の名誉教授である奥村昭雄先生(故人)が開発されたシステムである。建築の設計をパッシブの視点でとらえた点では1985年当時とても斬新且つ温故知新的な技術と建築運動だったと思う。当時、工業化住宅の反面教師として新しい民家を作ろうとする運動が始まり、2000年には「近くの山の木で家をつくる運動」が始まった。この流れが新しいデザインを持つ「木の家」へつながっていく。
以来、30年が経過した。安成工務店がOMに取り組んでからも25年が経過した。
その中でOMは全国で25,000棟以上もの実績を上げ、安成工務店自体1,000棟を超える実績を上げてきた。全体に対し4~5%のシェアである。最近では年間に全国で建設されるOMソーラー住宅の約10%近いOMソーラーが安成工務店のつくる木の家となってきた。
私たちがOMで学んだことは、パッシブな設計手法とデザイン力である。副次的には躯体性能を如何に上げるか?という温熱環境に関わる技術である。
デコスドライ工法を生むきっかけは先に述べたように、OMソーラーへの取組みである。より効果的なOMをつくるために断熱材工法を作り上げた。これをベースに安成工務店は積極的に省エネルギー住宅に取組、地域循環へ駒を進めた。現在では天然乾燥などの林産地連携やカーボン・マーケティングなど全国の工務店でも目立つ工務店に成長した。
今日はOMソーラー㈱のボード会議とOM総合保証㈱の役員会議。
ここが安成工務店の環境共生住宅の原点。感慨深い「地球のたまご」である。
2014年6月12日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑
庭と喫茶店のすばらしさについてお話しします。
来場された方が、この庭は最初からあったのですか?と尋ねられるように苔むした庭が建物とマッチして、とても完成したばかりの空間ではない落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
庭は、私の友人でもある森和義さん(森芳楽園)さんの自信作です。470㎡(142.2坪)の広さの日本庭園は作庭に力を発揮するに丁度良い広さであったように思われます。これ以上広くても、オーナー側に維持費の負担が大きくなってしまいます。
「蛍遊苑」のアプローチを入ると、庭が見えてきます。アプローチにつながるウッドデッキからも喫茶店に入ることが出来ます。
喫茶店のウッドデッキではテラスチェアーで庭を眺め小鳥のさえずりを聞きながら、コーヒーを飲むことが出来ます。庭を楽しむ本格的な喫茶店「四季庭(しきてい)」へ是非お立ち寄りください。お飲物やケーキのほか簡単な軽食が楽しめます。
2014年6月9日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑
「蛍遊苑」の大ホールと企業展示ルームは、杉材の変形トラスの架構をもった空間となっている。当初図面を見たときは、この複雑な架構をどう組み立てるのか?と相当不安になったものだ。問題は2つ。一つは品質の安定した乾燥した構造材が確保できるか?である。これについては大分県上津江村と取り組んでいる天然乾燥「綸掛け乾燥材」があるため、ほぼクリアーできると考えていた。実際、上津江村のストックヤードに泉さんをお連れし、しっかり材料の吟味を頂き、その質、量にお褒めの言葉をいただいた。
次にコンピュータでしか解析できない複雑な梁・桁架構の機械加工である。この近くでは超高度なプレカット加工に実績のある山佐木材㈱にお願いすることで解決を見た。
この建物は私たちのオリジナル工法である「デコスドライ工法」により次世代断熱基準をクリアするレベルの高断熱仕様を特徴としている。出来上がった躯体は、工事中にもかかわらず冬は暖かい木造建築の良さを最大限生かした建物となった。
長府の町に100年も200年も愛され生き続けるメモリアルな建物の企画と施工に携わることができた。泉幸甫さんの空間構成や壁の見せ方はやはり絶品であった。
安成工務店と協力業者さんたち、携わる全員が持てる力を発揮し、楽しく仕事をさせて頂いた。㈱長府製作所、川上会長、橋本社長を始めスタッフの皆さんにに心より感謝を申し上げます。
2014年6月4日|カテゴリー「社長ブログ
蛍遊苑 竣工式
下関市に本社を置く、給湯機器・空調機器製造メーカー、株式会社長府製作所の「蛍遊苑」長府製作所記念館をお引渡しし、本日、竣工式が大々的に開催された。これは長府製作所が創業60周年を記念し、OB社員や市民が親しく集える空間として企画されたものである。
2012年の春に川上会長から構想を聞き、「計画してみるか?」とお声がけを頂いた。いろいろと考え、和風の優れたデザインや左官壁に造詣の深い建築家 泉幸甫さんに声を掛け、安成工務店が考える長府製作所記念館を提案することとした。
コンセプトは城下町長府の街並みに馴染み、100年も200年も生きつづける建物であること。そして長府製作所の社員やOBの皆様の誇りとなり、且つ市民に開放され愛される建物であること。
それらを実現するために泉幸甫さんは木造平屋、瓦葺で漆喰壁ののびやかな建物を設計し、特に、大ホールと企業展示ホールには杉材の梁を美しく架構した。
昨年の8月に着工し今年の5月15日にお引き渡しをしたこの建物は、協力業者さんや携わる職人の皆様みんなが、とてもやりがいを持ち、楽しく仕事をさせて頂いきました。思い出に残る建物となりました。
このような大型木造建築物はゼネコンにも中小工務店にも不向きな建築物で、安成工務店は木造ゼネコンの新たなジャンルに一歩踏み出したと言えるかも知れません。
このようなチャンスを頂いた、川上会長に心よりお礼を申し上げたいと思います。これから何回かに分けて、大型木造施設「蛍遊苑」長府製作所記念館についてレポートをします。
2014年5月22日|カテゴリー「社長ブログ
森林体験ツアー
平成8年に安成工務店北九州支店を開設した際に始めた、林産地連携の家づくり。この最大のイベントがお客様と山に行き、学び、触れる日帰りのバスハイク「森林体験ツアー」である。
当初は、春・秋の年2回、山口県と福岡県それぞれに開催していたが、約10年前に夏休みに1泊2日の子供たちの林間学校のような森林体験ツアーを始め、現在は年に3回行っている。これまで15年累計で48回、3,055人の参加者を林産地にお連れしたことになる。(今回を含め累計49回、3,178名)
今年の春ツアーは今週の5/25の開催と日程が迫ってきた。天気予報が気になる。大分県も山口県も小雨マークが出ているが、どうにか曇りでもいいから・・・・。
今年の春ツアーは山口県のお客様は美祢市の森の駅で里山体験。福岡県のお客様は例年と一緒の大分県上津江村である。両会場合計で123名の町の人たちを山へ案内をすることとなっている。
「Wood Job」と言う映画が封切され、山や林業への気づきは増しつつあるが、人はいくら便利さを享受しながら暮らしても、所詮自然の一部でしかないことや、忘れかけていた大切なものを、森の命を感じながら思い出していただければ幸いである。
2014年5月18日|カテゴリー「社長ブログ
後悔しないための賢い家づくり勉強会
オークス建設主催の「後悔しないための賢い家づくり勉強会」がアクロス福岡(福岡市)で開催された。住宅の選択要因は「デザイン」「コスト」「機能」と言われていたが、今、新たに「性能」が大きくクローズアップされ始めた。
性能については品確法が整備され、構造安全性・耐久性・温熱性能などの10項目について性能表示を行うシステムなどがある。この中で温熱性能についてはこれまではQ値(熱損失係数)基準があり、例えば福岡・山口の多くのエリアはQ値2.7以下であることが次世代断熱基準の中で定められていた。この平成11年に定められた次世代断熱基準が15年ぶりに昨年10月に改定され、Q値基準ではなく新たにμ値(夏季日射取得係数)を基準とし、その住宅の一次エネルギー消費量で表示を行う仕組みとなった。
一次取得エネルギーは「暖房」「冷房」「換気」「給湯」「照明」「家電」の6つの項目で表示されることとなった。この意味するところは、住宅の燃費が表示されるということである。
よりよい省エネ住宅をつくるには、まず、高気密・高断熱な躯体をつくることが大切であり、その上で、太陽光発電などの創エネ機器を住宅全体の消費エネルギーを勘案して搭載することが大切です。
木造住宅にとてもよくマッチするセルロ-スファイバー断熱材、デコスドライ工法の説明と、そのような省エネ住宅のシミュレーションの仕組みがわかりやすく説明された勉強会となりました。
2014年5月16日|カテゴリー「社長ブログ
H27新入社員一次面接開催
今日は、来年の新卒学生の一次選考会の開催です。例年のことですが約1時間ほど安成工務店の事業内容、歴史、そして目指すものについて私からレクチャーします。この中で、私たちが追い求めている夢を共有してくれる人を求める。との話をするわけです。
就職先を決めるということは人生を左右する重要な行為です。まだまだ社会が解っていない若者ですが、人生に生きがいや生活の糧を与えてくれる「仕事」をどう選ぶかはとても難しいことだと思います。
私たちの夢の一つは、石油由来の建材が多用された工業化住宅とも言える「house」から、自然素材を多用した日本の気候風土に合った「呼吸しエネルギー自給の木の家」へ変えること。次に、企画・開発・設計・施工・管理を一元で行う新たな「建設業」となること。更には、地域を再構築する役目をすべて担い、尊敬される、モノづくり集団となることで、時代と社会から必要とされること。
それらを担う、新たな仲間、頼もしい若者との出会いがありました。
2014年5月15日|カテゴリー「社長ブログ
薔薇館
新緑、風薫る5月。安成工務店下関・木の家づくり展示館は今年も薔薇の花が咲き乱れ、まさに「薔薇館(ばらやかた)」となっています。
先週の日曜日、5月11日には恒例のオープンガーデンが行われ、多くの方々にご来場いただけたようです。年を増すごとに薔薇の木々が大きくなり、春と秋に咲き誇るさまは道路沿いということもあり、町の評判となっています。
会社の花壇に花があふれるようす、よく手入れがされた駐車場、事務所の中、そして片づけが行き届いた現場・・・・。そうありたいと願い、更に周知を図り社員全員で努力していきたいと思っています。
2014年5月9日|カテゴリー「社長ブログ
レノファ山口FC
山口県では2006年に、念願のサッカーチーム「レノファ山口FC」が誕生した。そして2013年にJリーグの準加盟承認を得、JFL入会が決定した。山口県民が「夢・感動・元気」を共有できるチーム。山口県の選手を中心とするチーム。山口からプロチームの誕生・Jリーグ昇格を目指すチーム。の3つを設立の目的とし、「renovation(維新)」の頭文字レノと「fight(戦う)」や「fine(元気)」のファを合わせて「RENOFA YMAMAGUCHI FC(レノファ山口FC)」と命名されました。
先月から、安成工務店もスポンサードすることとしました。まずは、ビブスへ会社名をいれて頂きました。
安成工務店にもサッカー同好会があり、若い社員が仕事の合間を縫って練習試合をしています。応援しながら見守っていきたいと思います。
2014年4月19日|カテゴリー「社長ブログ
美と健康の住まいづくり説明会
今日は、久山町に計画している「美と健康の住まいづくり」説明会だ。
九州大学は長く久山町と健康調査を続けており、その膨大なデータ蓄積は久山メソッドと呼ばれ、医療関係者には有名である。
久山町ではそのように住民の健康なくらしを街づくりのテーマにも上げており、健康診断料が安く、さまざまな健康な暮らしへの支援策が整っている。
今回のプロジェクトは、久山町と九州大学の山下教授とが美と健康の街づくりをテーマに推進してきた計画に、実践者として安成工務店が加わって実現したプロジェクトである。3社の協力体制がどのようなコミュニティや農へのかかわりを生むか?とても興味深いテーマです。
この計画ではパブリック・セミパブリック・プライベートの3つの農地を提案している。パブリックは団地入居者が所有権を持つ76坪の共有農地で近隣の農家の方に管理運営を委託しプロ主導で作物をつくるものだ。セミパブリックは自分の敷地内に(約95坪)設ける自らが耕す畑である。そしてプライベート農地は野菜の水耕栽培システムがセットされたキッチンである。
光と熱と養分がコントロールされた水耕栽培の野菜の成長の早いことと美味しさには驚きです。
このような試みが一般の住宅に搭載される時代にいよいよ入りました。
2014年4月16日|カテゴリー「社長ブログ
本社 看板リニューアル
本社の看板をリニューアルする工事が完了した。と、言っても、内容は以前のままである。一度看板を外し、鉄骨の錆を除去し再塗装。そして3つの電照看板を新品に取り換える作業を行った。
まったく新品同様のすがすがしい姿になった。
昭和59年、今から丁度30年前に本社新築した際の看板は、最上部の「安成工務店のロゴ」の部分とその下に関連会社「安成不動産商事」の看板のみであった。その後OMソーラーハウスに取り組み始めた平成2年に「OMマーク」の部分をその下に追加した。そして本社の隣接地に木の家づくり展示館を設置した平成16年に真ん中の看板を「木の家づくり展示館」に変更した。
最上部の安成工務店ロゴの上に「環境と住まいをトータルに提案します」というキャッチコピーは30年前から変わっていない。
その当時は、単に「こうなりたい。」と言った夢のキャッチコピーでしかなかったが、平成元年にパッシブソーラーシステムのOMと出会い、平成5年にセルロースファイバー断熱材と出会い、平成8年に林産地上津江村と出会い、環境に深く関わる建設会社となった。
環境と住まいをトータルで提案できる会社になりたい。と、ひたすら念じた結果である。
感無量でもある。これからも初心を忘れることなく、想い続けて行きたい。幸い、OMも木の家も呼吸する断熱材デコスドライ工法も25年近く前に選択したにも関わらず、私の心の中での輝きは一向に衰えてはいない。
もっと多くのお客さまへ知ってもらいたいと思うし、住んで頂きたいと思う。