社長ブログ

2012年1月10日|カテゴリー「社長ブログ
H24 安成工務店グループ6社合同事業計画発表会
 1月10日の創業記念日に毎年恒例のグループ全社員が集合し、新年度の事業計画発表会を開催しています。
今年も、安成工務店オークス建設デコスハウスドクター山口エコビルドアスティ・ケアの6社の全社員236名が一同に会して、下関海峡メッセ国際会議場で開催です。(アスティ・ケアは介護事業なので代表2名参加)
昨年の1年間は、創業60周年の節目の年にも関わらず、大震災の影響で目標を下回る業績となってしまいました。毎年、意気揚々と「今年は・・・・」と各社の責任者が計画発表を行うのですが、当初の目標をクリアーしたのはデコスと安成工務店の建築事業部だけ。と言う不甲斐なさでした。
毎年、回数を重ねるたびに、問題点は改善されつつあり、時代に即した基本戦略の元、計画の精度は徐々に高まっています。
今年は、昨年の轍を踏まず、各社各チーム一丸となって目標達成に向かう事を全員で確認し合いました。
私たちの使命は「快適で健康で安全な暮らしを実現する『住まい』をお客様に提供する」と同時に、人口減少社会の中、衰退する地方都市をリモデルする「新・建設業」の役割を果たす事です。
そのためにも、能力や実行力を高めながら成長していきたいと思います。
創業61年目のスタートです。
2012年1月6日|カテゴリー「社長ブログ
謹賀新年!創業61年目のスタート
 昨年の創業60周年は波乱に富んだ1年間だった。1月10日に事業計画発表会を行い意気揚々とスタートを切ったものの、3月の東日本大震災以降、資材の納期遅延による工期延伸などで多くのお客様に多少なりともご迷惑をおかけしてしまった。
ほぼ半年間でそれらの混乱は正常にもどったものの、遠く離れた西日本の私たちにもその爪痕の記憶は生々しく、多くの事を考えさせられた1年でした。せめて多くの義援金を送ろうと努力をし、12月末までに都合4回合計425万円を日本赤十字社に送ることが出来た。
これからも震災チャリティのイベントを継続して行きたいと考えている。
 12月31日に45期を終えた安成工務店の業績は、まだ集計中であり詳細不明だが、目標には及ばなかったものの、どうにか前年を上回る業績となりそうである。
昨年の安成工務店グル―プの明るいニュースは、まず12月26日に発表された「平成23年度第2回住宅・建築物省CO2先導事業」の戸建新築部門に安成工務店の提案する「地域循環型ゼロエネルギー住宅/山口・福岡モデル」が採択されたことである。まだ採択棟数が発表されていないが、今年、安成で家を建てるお客様には300万円近い補助金が補てんされることとなる。そして安成工務店として前年比16%増のの46億3800万円のH24年完成分受注残工事を持って期首を迎えることが出来たことも感謝すべき事である。
関連会社ではなによりも㈱デコスのデコスドライ工法が経産省のCFP(カーボンフットプリント)施行事業でCO2表示認証を取得したことが大きいニュースだ。
平成元年から環境一筋に会社経営の舵を切ってきたことが、今、いろいろな方面で評価されている事はとても嬉しいし、先行企業として更なる努力をしていかなければならない・・・。と心を新たにする。
 創業61年目は、「環境共生住宅の安成工務店」、そして「土地活用の安成工務店」を更に磨き、人口減少社会において「地域再構築を担う」、「新・建設業」の役割を着実に果たしていくスタートとの年としたい。
2011年6月11日|カテゴリー「社長ブログ
第12回 日本セルロースファイバー断熱施工協会 定例総会
 第12回 JCA(日本セルロースファイバー断熱施工協会)定例総会が国際フォーラム(東京・有楽町)で開催された。12年。最初から数年の総会はまだ、会員も少なく、主に九州の施工代理店さんが多かったため、下関グランドホテル(下関市)で総会を開催していた。
その後、数年間は福岡市で開催したが、以降毎年東京国際フォーラムで開催している。
今回の総会のテーマは、「東北大震災以降の省エネ問題・・・。」とも言えるものである。JCAは、「断熱は施工がポイント」をテーマに、セルロースファイバー断熱材の施工時のレベルを保持するために様々な事業を行っている。
具体的には、
①施工技術者の認定事業
  (住宅断熱施工指導員・住宅断熱施工技術者・住宅断熱アドバイザー)
②セルロ―スファイバー断熱材施工時「施工写真報告システム」運営
③セルロースファイバー断熱材の普及啓蒙
などである。
今回の総会では、東北大震災後の断熱材業界の進むべき方向性を、東京大学大学院教授 坂本雄三先生と建材試験センター黒木勝一先生の話のあと、清水英雄先生から「住宅産業ロードマップ」と題して、「311」以降一挙に加速した、住宅における「省エネ」問題の方向性、「製造時CO2発生量」の問題について、解りやすく説明を頂いた。
今回のレクチャーで、セルロースファイバー断熱材の今後の有効性を再認識することが出来たと思われる。これらの項目について、早くから注力し、ルール作りやアピールの方法を企画して来たのがJCAである。
時代が追いついた今、更にJCAとして事業活動を活性化させることが重要であろう。
また、今年の最多デコス供給表彰は1位松坂屋建材、2位マイライフ・オオニワ、3位千葉デコス、4位福岡デコス、5位ニシムラ さま、であった。デコス啓蒙普及の優秀賞2社は長崎県の㈱クロダさま、長野県の富士建商さまでした。

「省エネ実現」と「製造時 低CO2」。これをデコスが新JIS認証された工場で高い品質を保ちつつ供給し、技術研鑚を積んだデコス施工代理店が
施工する。それらをサポートするのがJCA日本セルロースファイバー断熱施工協会である。
2011年6月1日|カテゴリー「社長ブログ
徳山高専(2年生)視察
 徳山高専の2年生41名と専攻科4名の合計45名が、環境と共生した家づくりを学ぶために、プレカット工場やエコタウンの見学にやってきた。
この企画はかねてより親交のある目山先生のとっておきのプログラムとして企画されたものだ。安成工務店はこれまでも、小学生の職場体験や、数名の生徒の職場研修、大学のインターンシップなど、積極的に受け入れてきたが、高専1学年全員、しかもバスで2時間近くかけてはるばるやってくるなんて初めてのことだ。
  8:00  徳山高専 学校出発
10:00  エコビルド そーれきくがわ(プレカット工場)見学
          デコス セルロースファイバー断熱材製造工場見学
          津江杉構造館見学
14:00  安岡エコタウン見学
15:00  下関・木の家づくり展示館視察
          安成信次講話
16:00  終了

まさに、一日バス研修といった、大忙しのプログラムである。学生たちは目を輝かせて見学し、メモをとっていたが、はたして彼らの目には安成工務店の取り組みはどう映ったのだろうか?

今回の徳山高専の目山先生の研修目的は3つある。まずその①、工場見学を通じて、自分たちの学ぼうとしている対象を具体的に知ること。
その②、学ぶための動機づけに結び付け、高専教育5年間の中で、自分の目指す分野に出会うこと。その③、学科編成クラスになって2カ月。バス旅行、団体行動を通じて学生同士の親睦を深め共通の理解を気づくこと。
だそうである。
今回の安成工務店の視察。どうだったろうか?
安成工務店の目指す、環境と共生しつつ、省エネで次世代のコミュニティあふれる街づくりの実現を志す若者が増えることを期待している。
2011年5月27日|カテゴリー「社長ブログ
 安成工務店の協力会社会は「安栄会」といい、設立40年以上の実績を誇る古くからの会である。
当時、安成工務店の本社は豊浦郡豊北町。仕事の範囲も豊北、豊田、豊浦、菊川の豊浦郡4町であった。従って協力会社も主に豊浦4町に所在する専門業種の方々で構成されており、社数も確か30社ぐらいだと記憶している。
その当時、安成工務店自体が田舎の建設会社によくあるパターンだが、基礎工事や型枠工事、土工事など多くの工事種別を自社の社員がこなす多能工集団であった。売上10億円くらいなのに社員は100名ちかくおり、農山村の就業環境に大きく貢献していた。多能工社員の多くは兼業農家であり、しかも、ほとんどが社員株主であった。皆が同じ気持ちでまじめに働く珍しい企業風土を持っていたと思う。
従って、協力企業との関係性もきわめて温かく、皆が協力的にまじめに仕事をしていた。
これが、安成工務店の原風景であり、今も会社風土の根幹を流れていると言える。
 その安栄会も、安成工務店が下関市に本社移して以降50社になり、山口県・福岡県全域に仕事の範囲を広げて95社となった。
協力業者のすべてが安栄会に属するわけではなく継続的に取引して頂いている協力会社は全体で約250社あるが、その中でも主な会社が安栄会を形成しているわけである。
毎月、工事の安全パトロールに順番を決めて同行し、安全協議会の一員として安全作業環境づくりに貢献して頂いている。
安成工務店の下関、宇部、山口、周南、北九州、福岡と4つある拠点ごとに、安全協議会を形成し、毎月活動をしているが、その中心的な役割を担っているのも安栄会の皆さんだ。
 昨日27日の総会時の挨拶では、先日の、安栄会を会員を中心とした「安成工務店60周年記念 東北大震災チャリティゴルフ大会」で416,000円ものチャリティ義援金を集めることが出来たことのお礼と、震災後の業界環境と、安成工務店の業況見込みまで含めて説明させていただいた。
 他の業界同様、建設業界も建材資材の調達に混乱を生じ、工期の遅延が顕著となっている。これは一般的に売り上げのダウンとなり、収益の悪化となる。また、来年以降西日本の公共工事も減少する事が予測されることもあり、建設業の淘汰は加速する。
 安成工務店では今年、前年比117%UPの事業計画を立てたが、約5~7%の完成工事高の減少が予測され、前年比10%増の売り上げ高にとどまりそうである。
今後の資材の調達に注意を払い、お客さまの工期をお守りすべく最大限の努力をしていくつもりだ。
2011年5月20日|カテゴリー「社長ブログ
本社建物周辺
昭和59年に建てた本社ビルの横に、7年前の平成16年に「下関・木の家づくり展示館」をOPENさせた。本社ビルの1Fは総合企画部、2Fは総務経理、3Fが建築事業部となっており、手狭になり住宅事業部の事務所を必要としたことに合わせ、展示モデルや多目的スペースを一緒につくろうとしたことによるものです。
「木の家づくり展示館」という名称のギャラリー的な事務所は、平成8年OPENの北九州、平成10年OPENの山口に続いて3店舗目。どんなスペースにするか?社内コンペを実施しました。現在の建築事業部チーフデザイナーの篠川君の案が採用され、現在の事務所が完成しまいた。
敷地はそんなに広くないけど、理想はガーデンのようなギャラリー事務所。たまたま、OMソーラー本部が推奨していた「エコショップ」を採用することとなり、エコ生活用品や手作り家具などのお店としての「eco・shop 木夢(COM)」とモデルハウス、多目的教室スペース、そして住宅事業部下関支店のofficeの機能をもった「下関・木の家づくり展示館」をOPENすることになりました。
 この建物の周囲のガーデンをどうやってうまく運営していくか?お客様だけでなく地域に愛される多目的スペースとするにはどうしたらいいか?イメージとしたら、この周辺の方々の自治やサークルの会議やPTAの役員会議、趣味の倶楽部などなんでも自由に活用して頂いたらいいと考えました。ただ、自社の会議などが優先されるだけ・・・。
いつもいろいろな方が来場されるには・・・。どうしたらいいか・・・?
これまで、ピアノ教室の定時演奏会や趣味のサークルの教室や、ヨガ教室などいろいろな方々に使って頂きましたが、その中でも特筆すべき講座が「ローズ・コーディネイト養成講座」です。4月に開校し、翌3月の卒業までの12回の講座で、下関・木の家づくり展示館の周囲の薔薇植栽を教材にし、植え付け方や、病害虫予防、選定など季節を通じて必要なすべての手入れを中心とし、バラで彩る暮らし方など多岐にわたる内容の講座となっています。
大人気で、いつも定員いっぱいの40名近い方々でスタートしています。
手入れが行きとどいた教材の薔薇が、今年も大きな花を咲かせてくれました。
道行く人も立ち止まって楽しんで頂いています。土日には近所の方々が薔薇の魅力に魅せられてお立ち寄り頂いています。
先週は、ワンディ・オープンガーデンを開催させていただきました。今週はエコショップ木夢(COM)で家具フェアーを開催中です。是非お立ち寄りください。
2011年5月17日|カテゴリー「社長ブログ
本社建物周辺
本社ビルは1F総合企画部officeの打ち合わせコーナー部分が少し出っ張っており、ここと広めの玄関ポーチをカバーする形で大きな庇がデザインのポイントとなっている。
ここに大きめの花壇を設置している。30年前の完成当時は、常緑のさつきなどを植えていたが、そののちリニューアルして蔦類の郡植に変更した。
なんとなく手間いらずだが変化がないので、今から5年前ぐらいに季節の花を郡植した花壇にリニューアルした。
それら下関の花いっぱい作戦には、今から20年近く前に下関デザイン協会で知り合った、、エクステリアやイラストやグラフィックなどの多くの女性デザイナーたちが大きく関わってくれている。
この玄関前の花壇のデザインと管理は、その一人、アトリエかわらのいえの武久万里子さんにお世話になっている。彼女のセンスは抜群で、彼女の手にかかれば、可憐で可愛いい花たちが洗練されたハーモニーを醸し出す。
宿根草を中心とし、季節ごとに植え替えや植え足しを行うわけだが、植えた時はバランスが想像できない咲き誇る状況が想像できず、毎日育つ過程で徐々に姿を現すさまを毎回楽しみにしている。
道路沿いの木製プランターBOXの花植えや管理は、総務の担当である。なるべく長持ちする花を中心にいつも花が咲くように気をつけている。
最近、いろいろな人から、「安成工務店さんの社員さんはいつも大勢で道路の掃除や花壇のお世話をし、見てて気持ちいいですよ。」といった感想を頂くことが多い。
全員で清掃しているのは週に1度だけだが、継続しているため目につきやすいようだ。
机を片付けるのと同じように、社用車や事務所周辺も、いつもきれいにしていたい。そのほうが断然気持ちが良い。
気持ちよく、もっと良い仕事をしたい。
本社建物周辺花いっぱい作戦(Ⅱ)でした。
2011年5月16日|カテゴリー「社長ブログ
本社建物周辺
 本社の4階建てビルの建っている敷地は、約300坪あります。その横に昨年夏に事業用借地をし、ファミリーマートを誘致OPENした土地が約200坪あります。その横のファミリーマートと安成社員の通勤車両用駐車場用地として事業用借地させて頂いている土地が約270坪。
北側には、「下関・木の家づくり展示館」の建物が建っている土地が約360坪あります。合計1,130坪近い本社周辺を季節の花で埋める作戦をひそかに立てて(公言せずに・・・)実行してきました。
それが徐々に成果を表し、道行く方から、「安成さんはいつも花が咲いていていいわ・・・」などとお誉めの言葉を頂くようになりました。
昭和59年(1984年)、今から29年前に本社ビルを建てたときの、最初の考えをお話ししたいと思います。
 当時、安成工務店は下関支店を出して12年目。下関支店の社員はたしか6名?売り上げは2憶円程度だった思います。本社を移転した直接のきっかけは「豊北原発問題」でした。昭和53年以降、それまで本社のあった豊北町が原発の誘致の是非で揺れ、賛成派と反対派が大きく争っていました。当時、保守派は賛成派で先代社長も町が豊かになるなら・・。と賛成側で運動をしていました。結果、先代が推していた候補が敗れ、以降豊北町の原発立地は廃案になり、現在では県東部の上関で計画が進められているわけです。
しかし、その選挙のしこりか?豊北町の公共工事から安成工務店が排除されたのです。当時町内で最も実績のある建設会社としては最大手の私たちが理由もなく私怨により排斥されたことは、私たちにとって大きな心の痛手でした。町民の税金で運営される公的な行政運営がこのようなかたちで私企業を排斥するのか?大きな憤りを覚えたことは今も忘れていません。
以降、私たちは「脱公共。民間志向」へ大きく舵を切るとともに、「脱政治。脱権力。すべてとフラットな立ち位置を目指す。」会社となりました。
 本社ビル計画に話を戻します。
当時6名のスタッフにも関わらず、思いっきり夢を詰め込みました。ビルの大きさは建築制限いっぱいの4階。6名しかいないのに50名は勤務できる規模。外観は20年も30年も経っても古びないデザインで徹底的にコストダウンをするためにスクエアーなデザインで劣化しないテクスチャー・・・・。
 前面道路は国道191号線だけど歩道には街路樹がないため、敷地内に街路樹をつくろうと考えて欅の街路樹と緑地スペースを計画しました。いつか隣に新しい建物が計画される際に、同じように街路樹を植えてくれたら・・・。その街路樹が何時の日にか綾羅木駅までつながったら、この通りはけっこうきれいな通りになるかもしれない・・・。
建物周辺には花を植えよう。いつも綺麗に掃除してあって、季節の花にあふれる。それが建物をつくることを生業とする安成工務店の本社事務所。
このような思いは、住宅建築やその他の自社設計の建物計画時にでも同様です。いつも私が社員に言うのは外構計画はどうなっている?どんな木を植えるのか?もっと大きな木を植えよう。です。
街路樹の大きさや形態はそのまちの文化だと思います。熊本市や福岡市の街路樹の見事さを見ると下関市はかなりさびしい気がします。
 私の頭の中には、緑にあふれた街の姿があります。春が芽吹き、新緑でモリモリした木々や森を見るたびに生き返るような気分になれるのは、私が山の中で育ったからかもしれません。
本社周辺の花いっぱい作戦。その1でした。
2011年5月15日|カテゴリー「社長ブログ
東北大震災チャリティー ゴルフ大会
3日間の激しい雨が上がり、快晴の新緑の中、5月14日(土曜日)、安成工務店60周年記念「東北大震災チャリティーゴルフ大会」を下関市の隣町、美祢市にあるセントラルパークゴルフ俱楽部で開催した。
今年4月中旬から、事業関連活動の自粛は止めて、いろいろな角度から大震災の被災者の皆さんを応援する方向性でイベントを行うこととしており、このチャリティーゴルフもそのひとつです。安成工務店の幹部社員と協力会社の会である「安栄会」の皆さん12組46名の参加で楽しい懇親の場をつくる事が出来ました。
賞品は安成工務店役員や各社企業の持ち寄り品を当てたため、5,000円の会費は全額チャリティー。更に2つのドラコンコースでフェアウェイに乗らなかったら500円の罰金。4つのショートホールで1オンしなかったら同じく500円の罰金、MAX3,000円の罰金と言うルールとしたこともあるが、皆さんの趣旨に賛同した配慮により、総額416,000円ものチャリティが集まりました。
早速、今日山口新聞社を通じて日本赤十字社に義援金として寄付をさせて頂きます。参加者の皆さん、ありがとうございました。
また、秋に(たぶん11月)、第2回目の大震災チャリティゴルフ大会を50組規模で開催する予定です。その節はよろしくお願いします。
2011年5月11日|カテゴリー「社長ブログ
徳山高専 特別講義
山口県には2つの工業専門学校がある。宇部高専と徳山高専である。宇部高専には建築関係学科がないので、高専で建築関係の学生がいるのは徳山高専だけである。
昨日、その徳山高専で特別講義を3時間させていただく機会を得た。これまで住宅関係者や林業関係者へ向けての講義の経験は比較的多いが、学生を前に話すのは初めての経験で、汗をかきかきの講義だった。
1時15分から3時までの1時間45分は3年生と5年生と専攻科1・2年の学生合計85名。3時10分から4時までの50分は5年生と専攻科の学生約50名。
テーマは「次世代に求められる建設業とは?~成熟した業界にこそ、新たなチャンスが・・・。~」。
明治維新時(1865年)3,500万人だった日本の人口は、第2次世界大戦終戦時(1945年)に7,200万人となった。それから65年で1億2,700万人でピークアウトを迎え、これから50年もすると7~8,,000万人に減少すると言われている。
つまりこれまでの65年間は高度成長の時代であり、建設業にとっても大きな需要があり産業全体が拡大した時代であった。ピークの1996年に約80兆円あった建設投資額は現在約54%減の38兆円となった。新設住宅の着工戸数はピークの1972年に180万戸以上あったものが現在では70万戸と60%減となっている。
人口減少社会へ入った今、明治維新と同様の大きなパラダイムの返還期である。これからは人口の減少に伴う、都市の収縮再生を余儀なくされる。その折に我々はどのようなまちをつくるのか?時代の反省に立ち、コミュニティにあふれた、自然素材に満ちた美しい、新しい日本の住まいが立ちならぶまちに変貌させなければならない。
そのために建設業は、受注行為のみならず、企画提案力に秀で、金融や相続にも精通し、あらゆる対応力を持つ綜合的なコーディネイターとなる必要がある。そう言った意味でこれから建設を志すのは、とてもチャンスにあふれているラッキーな時代である。非常に意味のある重要な仕事が待っている。頑張って勉強して社会に出てほしい。
といった話をしました。
緊張と共に、貴重な3時間を終えました。
2011年4月20日|カテゴリー「社長ブログ
地球の会緊急会議
 東北大震災が発生したため、地球の会主催 4/12・13開催予定の「第5回日本の木の家づくりサミット」が中止となった。その代わりに大震災で我々地域工務店として何が出来るか?また、かねてより地球の会で計画中の「CO2固定化認証制度」の開始について協議をする緊急会議が大阪市で開催された。直接的な被災地への支援策は、東北3県の会員さんの年会費の免除と見舞金のご送付をさせていただきましたが、今後具体的には被災県会員さんの要請を待つこととなりました。
 懸案の「CO2固定化認証制度」は、会員工務店の建設する家の国産材利用分のCO2固定量を計算し、地球の会へ申請することで、地球の会から認定証をお送りする制度です。CO2の削減については削減したCO2をクレジット化し売買し金銭に変換する方法も始まっていますが、固定化についてはまだ、具体的なインセンティブはありません。
しかし、地球の会が世の中に先駆けて「CO2固定化認証制度」を開始し、アピールすることが大切だと判断し、5月1日より開始することとなりました。次回、具体的な例をあげて報告します。
2011年4月11日|カテゴリー「社長ブログ
 東北大震災から1カ月が経過した。仮設住宅の建設も始まり、5月までには3万戸が建設されるそうである。新聞報道や週刊誌などの報道を見ると、23年分のがれきの撤去量が復興を妨げているとのことである。ただの地震だけならともかく、津波が町をがれきの渦にしてしまったことが、更に被害を拡大させている。
福島第一原発の報道も気になって仕方がない。原子力発電所の事故が不測の事態とはいえ、「なすすべがない。」ほど技術的対応が出来ない性格のものだと誰が想像しただろうか?
処置をするために近付くことや作業自体を放射能が阻むなど、解りきったことなのになすすべがないなんて・・・・。万が一冷却不能になったら・・・。万が一放射能が漏れたら・・・・。これらを想定していなかったとは、日本の原子力行政は根源的な反省に立つべきである。
山口県では上関に原発建設が始まったばかりであるが、震災後3日もたたないうちに二井知事が工事中断を早々を打ちだされたことに敬意を表したいと思う。
安成工務店はその歴史の中で原発問題に翻弄されながら本社を下関市に移転した経緯がある。30年前、先代の指示する自民党が推す、豊北原発について賛成の立場をとり首長選挙を応援した。結果、反対派の首長が当選し、とばっちりで公共工事の指名を失ったために泣く泣く故郷を後にし、民間で生きる事を決意した。その後、平成元年からOMソーラーハウスを中心とした環境共生住宅を手掛けながら、パッシブな考え方に基づく家づくりを行ってきた。現在では林産地と連携した新しいビジネスモデルを模索しながら自然主義、地域主義の家づくりを行っている。
30年を経て、原発を応援していた会社は、原発に一番遠いところで家づくりをする会社に変化してきたと言えます。

 私たちの家づくりの基本的な考え方は、通常の家が83GJ(ギガジュール)年間一時消費エネルギーがかかるとした時、デコスドライ工法(セルロースファイバー断熱材)の高断熱や太陽熱をつかうOMソーラーシステムなどで約3~4割のエネルギー削減を行い、そのうえで太陽光発電や燃料電池や大気熱利用などの省エネ技術を使い「0(ゼロ)エネルギー住宅」を目指す。というものです。
エネルギーの概念が「フクシマ」で変わった今。これまでのオール電化住宅が高コスト高リスクとなった今。「パッシブな手法でベースとなるエネルギー消費をいかに削減する住宅か?どうか?」これが新たなキーワードです。
私は、原子力発電に反対します。パッシブな工夫で省エネルギー住宅を実現します。
東北大震災の自粛は今日でやめます。これからはさまざまな活動を通じて継続的に義援金を集め、東北の支援をしていきたいと思います。
西日本は自粛ムードから脱皮し、経済を活性化させながら東北の支援をしていきましょう。それが我々が出来る。また、やるべき経済活動だと信じます。
2011年4月2日|カテゴリー「社長ブログ
安成工務店 入社式
 多くの会社で入社式が執り行われているとの報道があったが、安成工務店では4名、ハウスドクター山口で1名の新卒の社員の入社式が開催された。
これまで通年5~8名の新入社員を受け入れているが、昨年は新卒採用を見直したために久しぶりの入社式である。
 4月には他にも関連会社の㈱エコビルドで2名、㈱デコスで1名、㈱ハウスドクターで1名、そして㈱オークス建設で1名の合計5名の途中入社を予定している。
リーマンショック以降、経費削減に努め体質改善を行い、どうにか業績を改善してきたのに、今回の大震災で日本の中小企業の受ける影響は計り知れない。
関連会社では断熱材製造の㈱デコスは大増産中で活況を呈しているが、安成工務店を含め建設系の4社では工期の遅延が短期的に見て最大の関心事である。直接震災を受けた地域の方々からするとその心配は問題にならないが、景気後退は避けられないだろう。
 新入社員の皆さんには、「人口減少社会への転換点という激動の時代に生きる我々の立ち位置に感謝しつつ、今からの社会が求める『新しい建設業』を目指していく。それは、地域再生をソフト・ハードの両面からお手伝いできる『創注型、開発提案型建設業』である。」、また、「我々は西日本の企業として企業活動に頑張り、継続した義援金拠出を行いながら、直接間接に東北地方を支えていこう。」と我々の目指す方向性を示す、話をさせていただきました。
 そのように、前向きに前進することが、これまでご愛顧いただいた多くのお客様に報いる方法だと信じて頑張りたいと思います。
2011年3月29日|カテゴリー「社長ブログ
林政審議会
 今年の1月6日に委任され、林政審議会委員となった。林政審議会は国が定める「森林・林業基本計画」の変更について審議する審議会である。委員長は岡田秀二岩手大学農学部教授。林野行政に関係する各界の代表者や大学教授、ジャーナリストなど総勢20名の委員で構成されています。審議会は皆川林野庁長官をはじめ、各部長課長同席の元、ほぼ毎月、農林水産省、本館7階の会議室で開催されています。
住宅業界からの委員は私1人だけで、まさに山と連携した家づくりを行っている工務店の代表選手のつもりで会議に臨んでいます。
今年3回目の本日の議題は、本来の議題に加え「東北地方太平洋沖地震の林野関係被害と対応状況について」とあり、現時点での被害状況と対応策が報告されました。委員長の岡田先生が岩手大学ということもあり、直接現地を視察された生々しい補足説明も頂きました。
 林野関係の被害は1,033箇所180億円弱でそう多くなかったようす。委員の1人でもあるセイホクグループの井上社長(日本合板工業組合連合会    会長)のところでは宮城県石巻市の、合板工場とLVL工場、更にPB・MDF工場が被災し大きな損害となったとの事。日本の針葉樹合板の約20%もの製造シェアを東北地方がになっているそうだが、他の地域の製造能力自体は余力があり、うまく増産体制が整えば、合板不足は1カ月程度で終息するとのことであった。
 まだまだ、全容が分からない状況だが、一刻も早く福島第一原発の放射能漏れが終息し、本格的な復興が始まってほしいものである。
2011年3月11日|カテゴリー「社長ブログ
東北・太平洋沖地震(東京にて)
デコス東京事務所で打ち合わせ中に、地震発生。最初は「うん!?」といった感じで顔を見合わせていたものの、なかなか揺れが収まらず、ますます大きくなってきました。
昔、東京に住んでいたときも下宿の窓から飛び出すくらいの地震は何回か経験をしたけど、今回の揺れは未経験です。窓から外を見ると、並んだ30階くらいの高層ビルが建物の高さが違うため、揺れ方に差があり怖いくらいに揺れています。
「まずい!」と感じ、打ち合わせのテーブルの下に避難。ふと、「ここは8階。ビルは13階。倒壊したら下敷き!」が頭をよぎり、ちょっとおさまった隙に階下に避難。エレベーターが止まっているので階段で階下におりました。
さすが、東京。会社の防災訓練のたまものか?ヘルメットが常備してあるようでヘルメット姿の避難者が道路にあふれています。
予約の飛行機は16:55。まだ間に合うかも。と、打ち合わせを中座し駅に向かいつつタクシーを探すもつかまらず・・・・。
結局、帰宅難民の列に交じりながら、東京駅から浜松町まで歩いてきました。途中、ホテルを探すもどこも満室でとれず、やっと、明日の朝の北九州便を予約。
高層ビルのエレベーターに閉じ込められた方もたくさんいたはずです。水道が出ないマンションもたくさんあるはず。しかし、なによりも震度8.8を記録した、宮城県の方々の被害が少ないことを祈ります。
ああ、都市機能完全マヒ。自然災害は怖いものです。