社長ブログ

2006年5月4日|カテゴリー「社長ブログ
有田陶器市
毎年、ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」に行ってきました。
佐賀県西松浦軍有田町は人口1万3千人の陶器の町です。今年の陶器市は第103回目。GW期間中の人出はなんと約120万人だそうです。
有田陶器市
有田駅から上有田駅までの約4kmが陶器のお店で埋め尽くされるさまは圧巻です。ベテランは数日掛けてじっくり掘り出し物を探すそうです。
 日本の磁器の発祥の地。さすがですね。
2006年4月30日|カテゴリー「社長ブログ
安岡エコタウン
安成工務店の環境共生住宅の技術を注ぎ込んだ「安岡エコタウン」がいよいよ分譲開始。
第1期分譲は、団地の約半分の23区画。モデルハウスの完成は6月初旬なので、今回は完成前の構造見学会をかねています。
 珪藻土の塗り壁実演やセルロースファイバー断熱材の吹込み実演。JA安岡による住宅ローンの説明コーナー、有機野菜や石釜で焼かれたパンの即売など。子供たちには木片積み木や駄菓子やなど。沢山の催しは担当の社員全員で考え、準備したもの。

安岡エコタウン
 初日の昨日に続いて、今日もとても良い天気に恵まれて、多くの方でにぎわいました。
4/29~5/7まで開催しています。エコタウンや環境に優しい住宅にご興味のある方は是非、ご来場ください。お待ち申し上げます。
2006年4月28日|カテゴリー「社長ブログ
野菜を育てるプロジェクト
明日から分譲を開始する「安岡エコタウン」では、家庭からでる資源ゴミを有効に循環する仕組みを考えています。
まず、生ゴミ。堆肥化して有機栽培で野菜を育てることが出来たら、これにこしたことはありません。40区画の入居者の方の中にはこのプロジェクトに賛同して頂ける方が沢山いらしゃるに違いありません。団地の皆さんや近所の方、そして市内のエコ関係団体の方々と畑仕事を通じて新たなコミュニティが出来たらどんなに素晴らしいか?
 そんなことを夢見て、エコタウンノの隣の田んぼを借りる(交渉中)ことにしました。約200坪の水田を畑に変え、有機野菜でいっぱいになるようすを時々お伝えします。
2006年4月26日|カテゴリー「社長ブログ
構造材の燻煙乾燥
 斉藤林業さんの燻煙乾燥施設をご紹介します。
古民家では、囲炉裏の煙で住まいを構成する構造材は燻され、長くその寿命を保ってきました。
燻煙乾燥はかなり前から全国で試みられてきましたが、斉藤林業さんの燻煙乾燥施設はその規模や精度から見て、全国一の施設だと思われます。
斉藤社長の長年の研究の成果が結実した見事な乾燥炉です。桧や杉、唐松の柱や梁が一度に200㎥乾燥することが出来ます。
構造材の燻煙乾燥
 保管倉庫では、構造材だけではなく、竹箒や木製歩道ブロックなどが出荷を待っていました。
安成工務店のエコタウンにも是非使用したいものです。
2006年4月26日|カテゴリー「社長ブログ
谷川岳
群馬県沼田市では桜が満開。
写真は「発知(ほっち)のひがんざくら」と呼ばれるものです。通りがかりにあまりにも見事な枝ぶりに感激し、車を降りてしばし鑑賞しました。谷川岳には冠雪があり、ゴールデンウィークまではスキーが楽しめるそうです。
発知(ほっち)のひがんざくら
 沼田市は山々に囲まれた人口5.5万人の盆地で、盆地の平野部にも起伏がありなんともいえないやさしい印象を与えてくれるまちです。斉藤林業の斉藤社長や社員の皆さんのイメージがそう思わせるのかもしれません。
 丁度桜が満開で、街のあちらこちらや、利根川源流の川沿い、そして民家の庭先にも「桜」が沢山植えられているのが印象的です。
2006年4月25日|カテゴリー「社長ブログ
エコスタイル
安成工務店の家づくりを一言でいえば「エコスタイル」の提案です。
地産地消を原点に置く地域主義。工業化住宅の対極にある自然素材主義。省エネルギーと建材の低製造負荷の環境主義の3つの概念を総括し、エコスタイルと呼んでいます。
そんな私たちと考えが同一な全国の工務店と「エコスタイルグループ」という勉強会を組織しています。
エコスタイル
 今回、群馬県沼田市に本社を置く、斉藤林業さんで総会と勉強会を行ないました。
斉藤林業さんは、その名の通り木材会社出身の工務店。木にこだわり燻煙乾燥炉や自社プレカット工場を持っています。
「森から始まるデザインハウス」をコンセプトに素晴らしいデザインと確かな施工の家づくりを得意としています。沼田、前橋、高崎エリアで注目の会社です。
是非、エコスタイルグループや斉藤林業さんのホームページを見てください。
2006年4月9日|カテゴリー「社長ブログ
プランターボックス
春は花植えの季節です。
最近はいろいろなメーカーから品種改良した苗が販売されています。
沢山の花をつけ、秋までの3シーズンにまたがって長く咲くのが特徴です。
ウッドデッキの手すり部分に、プランターボックスを取り付けてみました。
どんな美しい花を咲かせてくれるでしょうか?
2006年4月5日|カテゴリー「社長ブログ
けやき(欅)
けやきに花が咲く。ってご存知でした?
植えて13年目の欅に今年初めて花が付いているに気がつきました。桜のように淡いピンクの花が葉に混じって咲いています。大きくなるため住宅の庭には植えにくい樹木ですが、悠々たる枝張りを持つため、私の好きな木の一つです。
けやき(欅)
<けやき(欅)>
・楡(にれ)科。
・学名 Zelkova serrata
・30mぐらいの高さになる。日本の代表的な広葉樹。寿命が長い。
・放射状に広がる独特の樹形。花や実は全く目立たないが、この樹形(特に落葉後の冬)でケヤ キとすぐわかる。秋の紅葉(黄→赤へ変化)もきれい。
2006年4月3日|カテゴリー「社長ブログ
スターフライヤー
郡山への出張に、新北九州空港から初めてスターフライヤーに乗りました。
 これまでは小倉南区下曽根に旧空港があったのですが、そこから南へ約10km離れた苅田町に海上新空港ができました。3月16日に開業したばかりで24時間整備可能な空港だそうです。
 スターフライヤーは北九州の経済界が立ち上げた新たな航空会社です。真新しいエアバスA320型の機体は「21世紀のモダン」をテーマにブラック塗装。機内も白と黒で統一。座席は全席革張り。液晶TV付き。
 何よりも便利なのは、運行時間です。なんと、最終便が北九州を23:30に出て東京へ着くのが0:55。東京からもほぼ同様で23:50に出て北九州に着くのが1:15。
始発は北九州から5:30発なので、東京で朝の8時から会議をして夜は懇親会に出て2次会にもいけそうです。
 安成工務店の北九州支店から車で15分。下関の本社からでも高速道路で30分で空港に着くことが出来ます。本社から山口宇部空港へは車で1時間。福岡空港へも約1時間。北部九州(下関含む)はとても便利な地域になりました。
是非、皆さんも一度利用してみてください。夜間便の便利さに感謝です。
2006年3月12日|カテゴリー「社長ブログ
鉢植えのチューリップ
四季の中で、春が一番好きです。
4月が近づくと、一斉に芽吹く新緑が待ち遠しくなります。
今年の春は花を一杯植えようと思います。
鉢植えのチューリップ。
ピンクの花が満開です。
2006年2月20日|カテゴリー「社長ブログ
エコビルドのガス化発電装置
エコビルドのガス化発電装置がほぼ完成しました。
現在、2月24日の完成披露(プレス発表)にむけて最終調整中。
この大きさの装置で最大15KW/hの発電が可能となります。住宅換算で約3軒分です。
エコビルドの工場のプレカット加工機までは賄えませんが、工場の照明費用のほとんど全てを賄うことが出来ます。
廃木片はチップ化して燃焼ガス化し、発電。おがくずは菊川町で堆肥化して農家へ。
これで、エコビルドは廃棄物ゼロ工場です。
 「環境と住まいをトータルに提案する」本社サインにこのサブコピーを掲げたのが22年前の昭和59年。着実に安成工務店は環境共生の安成工務店として歩んでいます。
2006年2月19日|カテゴリー「社長ブログ
エコビルドツアー
 安成工務店では毎月第3日曜日にエコビルドツアーを開催しています。
今日は、総勢27名のお客様がご参加され、熱心に工場を見学されました。
エコビルド(そーれきくがわ)には、県産材の柱梁材のストックヤード、プレカット工場、㈱デコスデコスファイバーの製造工場があります。
 なぜ、安成工務店がセルロースファイバー断熱材にこだわるのか?
その理由は、自然素材断熱材であることとその施工方法にあります。壁体内の金具や水道配管、電気配線コンセントボックスの裏側に完璧に充填でき、厚みを確保出来てこそ所定の断熱性能が維持できます。そのためには充填(ブローイング)工法が最適なのです。
セルロースファイバー断熱材
更には、新聞紙からリサイクルされたセルロースファイバー断熱材は製造時のエネルギー負荷が小さく、解体時に再利用することが出来ます。また、廃棄時には土に還る安全な断熱材なのです。
 このほかに、調湿性能があることも画期的な特徴です。木の家といってもその表面積の大部分をグラスウールやロックウール、ウレタンの断熱材が占めていればそれは木の家と呼べるでしょうか?
 また、吸音効果も高く、まさにセルロースファイバー断熱材は「多機能断熱材」と呼べる唯一の断熱材と言えます。
 環境先進国のカナダ、ドイツなどの北欧ではセルロースファイバー断熱材は3割から4割のシェアを占めています。次世代の断熱材と呼ばれるゆえんです。
 安成工務店の「呼吸する木の家」の根幹にデコスドライ工法があります。それにOMソーラーシステムや太陽光発電などの環境技術を加え環境共生住宅を20年近くつくり続けています。
この考えは揺るぎません。
2006年2月15日|カテゴリー「社長ブログ
日独エコ住宅シンポジウム
北九州市 AIM FAZ展示場で 日独エコ住宅シンポジウム「環境と健康にやさしい住まいづくりと持続可能な街づくり」が開催された。(主催:北九州市・ドイツ連邦環境省)
ドイツのエコ資材、エコタウンの事例報告など興味深いシンポジウムでした。
シンポジウムのラストで日本のエコ住宅事例の報告として「環境共生住宅とエコタウンの取り組み」としてデコスドライ工法を始め弊社の事例を報告する機会を頂きました。
<報告者>
  東京大学教授 坂本 雄三氏
  ECOS ヴィルヘルム・メームケン氏
セッションA
  北九州市立大学助教授
   バート・デワンカー氏
  フラウンホーファー建築物理研究所
   Prof.Dr.クラウス・ゼーデルバウアー氏
  北九州市立大学 助教授 尾崎 明仁氏
  イルブルック・シーリング社
   ミヒャエル・ブリハーン氏
  田川産業㈱ 行平 信義氏
   
セッションB
  フライブルク市 都市計画局
   ヴルフ・ダゼキング氏
  ベルリン工科大学
   Dr.ガブリエレ・ヴェンドルフ氏
  ㈱安成工務店 安成 信次
日独エコ住宅シンポジウム

 このシンポジウムをきっかけに、ドイツ連邦環境省のミッションメンバーとの新しいコラボレーションが始まりそうな気配です。
環境先進国のカナダ、ドイツを始め北欧の知恵を学び、今後の地域循環に生かしていこうと思います。
 シンポジウム後のレセプションで、弊社の取り組みが一定の評価を得たことも励みになりました。
2006年1月28日|カテゴリー「社長ブログ
市民の台所・下関唐戸魚市場
久しぶりの休日。
少し早起きして「下関唐戸市場」へ行ってきました。
 下関市の中心街、ウォーターフロント地区に平成13年に改築OPENした魚市場です。
特徴は、市民も観光旅行者も直接買える市場だと言うこと。戦後の闇市時代から公設市場でありながら昔から市民が何時行っても買い物が出来る市場として親しまれています。
OPENしてからは、観光客のために土曜日曜も営業するようになりました。

市民の台所・下関唐戸魚市場
市場の魚屋さんがにぎったネタの大きな寿司やふぐの味噌汁。ホタテやサザエやイカを焼いていたり・・。活魚やふく刺しなどを宅急便で送ることも出来ます。
 下関の名物海産物は、「ふく」「うに」「くじら」。河豚を下関ではふぐ(不具)を嫌う意味で「ふく」(福)と呼びます。くじらは日本の近代捕鯨が明治時代に下関で始まった関係で、大洋漁業や日本水産を生み出した一大捕鯨基地として栄えた名残りです。現在も調査捕鯨船は下関から出港しています。
 朝食を新鮮なにぎり寿司とふくの味噌汁でとり、夕食用に刺身を買って帰りました。
2006年1月27日|カテゴリー「社長ブログ
森林バイオマスガス化発電 VOL.1
安成グループ工場「そーれきくがわ」に廃木材を利用したガス化発電装置が設置されました。
 これは、宇部市にある宇部テクノエンジ㈱さんがドイツの会社と業務提携して開発した高効率コンパクトなシステムです。20fコンテナの大きさで15kw/hの発電が可能となります。宇部テクノエンジ㈱さんのショープラントとして「そーれきくがわ」で実証テストが始まります。仕組みとしては、プレカット工場で出る木材屑を燃焼させガス化。それを燃料に動くエンジンで発電します。
 これまで「そーれきくがわ」ではおがくずや鉋屑は堆肥としてリサイクルしていましたが、これで木材屑がリサイクルされ「ごみゼロ工場」となりました。
 環境と共生する安成工務店の見学ポイントがまた1箇所増えました。是非見学にお出かけください。(写真は設置中のバイオマスガス化プラントです。設置が完了し見学可能となるのは2月中旬となる予定です。)