社長ブログ

2009年8月16日|カテゴリー「社長ブログ
墓参り
下関市の中心街から北に約50km(約1時間)車を走らせたところに私の生家がある。
ここは安成工務店発祥の地でもある。
記憶では昭和26年の創業から17年間はこの生家の一角が事務所だったと思う。

私が幼い時の父の話の中で良く覚えている話にお墓の話がある。
父は農家の次男。手に職をつけるために大工棟梁へ弟子入りし、隣家の身寄りのない婦人の面倒を見るために養子に入り、そこで独立し嫁を迎える。26歳のときのことである。
墓参り
結婚し一番最初にしたことは養子に入った安成家の墓を建立したこと。そうした、祖先を敬うことの大切さを幾度と無く幼い私に話してくれた。
その父が丁度21年前に急逝し、32歳の若い社長も今年で53歳となった。
父が亡くなったあと、母の希望で墓所を生家に隣接したところに移すことにし、くしくも父と同じように社長になって初めに墓を新たに建立したわけである。

生家に戻りお墓に手を合わせるたびに、心を元に戻し先祖に感謝し未来を誓う。
まっすぐ王道を歩んでいるか?社会に必要とされる人たるか?会社たるか?
自問しつつも反省の多い社長業である。
2009年8月13日|カテゴリー「社長ブログ
第25回 海峡花火大会
恒例の海峡花火大会が開催された。朝からの雨が夕方になっても降り止まず海峡は低い雲に覆われた。下関側と門司側で合計13,000発の花火の中で尺玉以上の大玉は大輪の花火の上半分が雲に隠れた感じで今ひとつ残念。
この花火大会は「ふるさとは元気だ!」との合言葉の元、財団法人下関21世紀協会が主催して始まり、その後門司も追随し、現在の形態になったもの。海峡メッセのOPENを記念して一度だけ7月20日に開催されたが、その他は全て8月の13日、故郷に帰郷する人々を迎えるカタチで行われている。
第25回 海峡花火大会
海峡の両岸で開催される1時間の大掛かりな花火大会は評判を呼び、毎年遠方より多くの人々で賑わっている。日本丸や飛鳥などのクルーズ船も花火の為に寄港している。
これまで台風で中止となったことが1度あるが、来年は快晴の中で見たいものだ。
(私が、(財)下関21世紀協会の理事長として15回から18回までの4年間、この花火大会の実行委員長を務めました。)
2009年8月11日|カテゴリー「社長ブログ
くりえいと北土地区画整理事業 起工式・除幕式
日創開発さんが事業受託をされている、「くりえいと北土地区画整理事業」の起工式と告知看板の除幕式が執り行われました。
この開発では、商業用地のほかに環境配慮型住宅に特化した住宅用地約170区画の造成が着手され、来年の秋に宅地販売が始まります。
まだ最終的な参加ハウスメーカーは確定していませんが、地域工務店としては安成工務店と長崎材木店、健康住宅の3社が参加する予定です。
くりえいと北土地区画整理事業 起工式・除幕式
環境に優しい家づくりは、あらゆる住宅会社が取り組んでいますが、地産地消型の家づくりはやはり地域工務店の独壇場です。
家づくりの過程そのものが環境負荷の小さな地域循環の中で行われる部分が多いからです。
安成工務店では、環境共生住宅20年の歴史の中で積み重ねてきた技術を統合し、新しい提案を行っていきます。
2009年8月8日|カテゴリー「社長ブログ
津江杉構造館
安成工務店のプレカットセンター機能を持つ、㈱エコビルドの工場敷地内に、津江杉を使った実大構造モデル「津江杉構造館」がOPENします。
OPENは9月13日。
安成工務店の家づくりの「基礎」や「壁体内部」や「構造の仕組み」を常設展示すると共に、ミニセミナーを開催できるスペースを設けています。
津江杉構造館
 エコビルドでは月に1度、「エコビルドツアー」と称してプレカット工場とデコスドライ工法の断熱材工場の見学ツアーを開催していますが、その際に家づくりの基本を説明できる施設としてとても有効活用したいと考えています。
9月13日は「津江まつり」を行います。是非お越し下さい。
2009年7月21日|カテゴリー「社長ブログ
JBN 環境委員会
全建連の内部組織である、JBN工務店サポートセンター内に「環境委員会」が立ち上がりました。委員長は私で副委員長がエコワークス(熊本市)の小山社長と日科工房(東京都)の高田社長。
これからますます高まる環境意識の中、全国の工務店に対し指標となる省エネルギー住宅を形づくることを目的として30名の委員で委員会を開催していきます。
 国交省や環境省、林野庁の環境政策をいち早く情報収集し、全国の工務店の先進的な取り組みをベースに、JBNとして「ちきゅう住宅」の省エネルギー(ゼロエネ)バージョンを模索していきたいと思っています。
初回の本日の委員会には、国交省住宅生産課より山下専門官をお招きし、レクチャーをいただきました。
次回は、エコワークスさんのモデルを先進事例視察として見学します。
2009年7月19日|カテゴリー「社長ブログ
コスパ9周年記念 地権者懇親会
安成工務店の商業開発「コスパ新下関(下関市)」が平成12年の開業から9年をむかえ、本日地権者さまの懇親会を川棚グランドホテル(下関市豊浦町川棚棚)で開催しました。
参加された23名の地権者さまは久しぶりの交流に和やかな時間を過ごしていただくことができました。
コスパ新下関は安成工務店が行った始めての商業開発です。土地区画整理事業で開発された土地1万6千坪全てを事業用借地させて頂いたため、換地率が約80%と、通常の2倍の好条件で開発した土地を地権者の皆さまにお返しすることが出来ました。
また、弊社にとっても事業用借地させて頂いた土地に建物投資を行い21棟の商業施設を建て貸し方式で行い、これをきっかけに商業開発事業を軌道に乗せることが出来ました。
今では6ケ所、総合計5万坪の土地を事業用借地し、120店舗の商業者さまからお家賃を頂くまでに実績を重ね、安成工務店の売上の約1割を占める事業になりました。
これも、12年前に私の提案を信じ、チャンスを与えて頂いた地権者の皆さまのおかげです。
これからも、「50坪~2万坪の土地活用」をCMテーマに掲げて勉強を続けてまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2009年5月25日|カテゴリー「社長ブログ
第10回 日本CF断熱施工協会 総会
日本セルロースファイバー断熱施工協会の総会がアクロス福岡国際会議場で開催された。
平成12年5月の設立総会から丸9年を迎えた。月日の経つのは早いものである。
上位5社の施工代理店表彰
当時(現在も)日本におけるCF断熱工業会(メーカー)会員は王子製袋、日本製紙木材、吉水商事、デコスの4社。セルロース断熱は施工がなにより大切なので、施工協会を設置し、施工の精度を高めよう。とのデコスの呼びかけに他の大手メーカーはなかなか賛同してもらえず、結局、デコスドライ工法の施工代理店が中心となって設立しました。JCA(日本CF断熱施工協会)のホームページにもあるように、年間10回を超える定例勉強会や施工認定試験、更には携帯電話写メールによる施工状況管理システムの共有など、確実に協会としての役目を果たしてきました。
10年目の節目を迎え、組織を一部リニューアルし、次の10年に向けて更なる工務店支援、またユーザー向けセルロースファイバー断熱材のアピールをしてまいります。
写真は総会のようすと上位5社の施工代理店表彰のようす。
2009年5月23日|カテゴリー「社長ブログ
アクロス福岡
1995年に完成した福岡県の複合商業施設で天神のランドマーク。国際・文化交流の拠点を目指し、旧福岡県庁跡地(県庁は1981年に博多区東公園へ移転)に建設された。同じ旧県庁跡地にあたる敷地内には天神中央公園が隣接している。
南の天神中央公園に面した段状のステップガーデンは、「山」をコンセプトとした大規模な屋上緑化であり、公園と一体となったランドスケープを構成している。最上階展望台に登りつつ四季の植物を巡るような植栽計画がなされている。5階から1階までは滝が流れている。1996年、BCS賞(建築業協会賞)を受賞。
公園ではこの建物を画題として絵を描いている人も数人いて、とてもいい感じの都会のオアシスとなっている。公園と建物が一体となった好例である。

今日は午後から、この4階の国際会議場で第10回の日本セルロースファイバー断熱施工協会の総会が開かれる。
2009年5月22日|カテゴリー「社長ブログ
下関・木の家づくり展示館
下関・木の家づくり展示館は昨年よりももっと美しく薔薇が咲き始めました。
薔薇のお手入れは、「ローズコーディネイト養成講座」の参加者の皆さん方です。毎月1回の講座開催日には座学と実際のお手入れとでとてもにぎやかになります。
下関・木の家づくり展示館
国道191号線を走る車も、信号があるため車中からご覧になっています。
4年目の今年は、市内でも評判の薔薇スポットとして認められた様子。
ぶらっとご自由にお立ち寄り下さい。
2009年4月23日|カテゴリー「社長ブログ
第2回 メゾネット全国大会
デザインナーズメゾネットアパートメントである、エコパティオ、楽々館の営業事例発表やハイアスアンドカンパニー社の不動産ポータルサイトの進捗報告を中心とした、第2回メゾネット全国大会が目黒雅叙園で開催された。
 エコパティオ安成工務店が開発した連戸型のデザイナーズアパートメント。特徴は中庭を配し隣戸間の音の問題を「デコスドライ工法」で解決した点。
第2回 メゾネット全国大会
山口県、福岡県は開発者の安成工務店が供給し、他県はメゾネットサプライヤークラブに加盟する各県の建設会社により供給されています。
比較的小規模な宅地(50坪~)を有効活用できる商品は他に無く、老後資金や私的年金形成策として注目を集めています。
是非、ハイアス社のホームページ及びエコパティオのホームページで詳細をご覧下さい。
人生設計のヒントが盛りだくさんです。
2009年4月11日|カテゴリー「社長ブログ
エコビルドツアー
4月のエコビルドツアーが晴天の土曜日に開催された。今回のお客様の多くは福岡市内のお客様だったため、工場見学を午前中に済ませ、午後は下関市中心部の海峡沿いにある、魚市場や水族館(海響館)の見学コースを組み込んだ企画となりました。
ウォーターフロントにあるカモンワーフや下関グランドホテルの隣の唐戸ターミナルビルは安成工務店の施工物件。
 海響館では現在、当社の施工でペンギン施設が増築工事中です。8月の引渡しに向かって急ピッチで工事が進んでいます。
住宅のほかに、広く町の施設の工事に取り組んでいる姿を見て頂くことが出来ました。
海峡沿いの散策はなんとも言えず素晴らしいものです。
 是非、関門海峡においでください。
2009年3月27日|カテゴリー「社長ブログ
唐戸ターミナルビルOPEN
下関市の唐戸は門司港と下関市を結ぶ海の玄関口です。30分置きに連絡線が行き交い、多くの観光客で賑わっています。
下関グランドホテルの隣にある下関市所有地を有効活用するために一昨年の10月に事業用借地による活用方法のプロポーザルコンペがあり、応募者の中から安成工務店の提案が採択されました。計画が進み、昨年秋よりターミナルビルの建設に着手し、今日27日にオープンを迎えました。
唐戸ターミナルビルOPEN
敷地面積は572.4坪。鉄骨造平屋建ての2棟の建物の合計建築面積は約200坪。安成工務店が所有し、モスバーガー、ファミリーマート、お土産もの、レストラン、連絡船の関門汽船の5社のテナントで構成されています。本日のオープンは連絡船のチケット売り場と待合、ファミリーマート、モスバーガーです。後4月上旬と7月に各1店舗オープン予定です。
安成工務店商業開発事業はこれでトータル9箇所、5万坪の土地を事業用借地し、106テナントとなりました。
商業開発としての土地活用でも着実に実績を積み重ねています。
2009年3月26日|カテゴリー「社長ブログ
顔の見える木材での家づくりグループ30選 表彰式
林野庁が(財)日本住宅・木材技術センターに委託して行った「顔の見える木材での家づくりグループ30選」に、安成工務店・エコビルド・トライウッド山とまち連携グループが選ばれ、林野庁で表彰式が行われました。
この試みは、全国で推奨できる家づくりグループを顕彰し、住まい手に広くアピールするものです。安成工務店が平成8年から行ってきた、山と連携した家づくりが評価をされたことはとても喜ばしく、尚一層この取り組みを広げて行く大きな励みになりました。
顔の見える木材での家づくりグループ30選 表彰式
合わせて、住木センター内に住まい手向けの相談窓口を設け、ホームページなどでも大きくPRされるようです。
 写真は表彰式の後の記念写真です。中央は内藤林野庁長官と審査委員長の東京大学の安藤先生。
情報サイトは 「日本の木の家相談窓口
2009年3月14日|カテゴリー「社長ブログ
エコビルドツアー
毎月恒例の「エコビルドツアー」が開催された。
今回は午前中に工場見学(そーれきくがわ)を済ませ、エコビルドで昼食をとり、午後から安岡エコタウンの見学です。
既に契約を済ませ着工準備や着工中の4組のお客様(H様、M様、K様、Y様)を含め12組39名もの多くの方にお出でいただきました。
あいにく菊川町が肌寒く、少しつらい記念撮影でしたがみなさんの笑顔の1枚です。
 安成工務店では、私たちの家づくりをご理解頂くために、モデルハウスの他に、建築した建物をご覧頂く、完成見学会・構造見学会。プレカット工場と断熱材工場をご覧頂く「エコビルドツアー」。更には林産地へ訪問する「森林体験ツアー」。など、多くの見学の場を設けています。
これらは全て「納得の家づくりのお手伝い。」を目的としています。
 どうぞ、お気軽にご参加ください。
2009年3月10日|カテゴリー「社長ブログ
第4期 ローズコーディネイター養成講座 修了式
今年で4年目 4期のローズコーディネイター養成講座が楽しい1年間のプログラムを終え、修了式が行われた。
毎年、修了式に来賓として出席し楽しいひと時を過ごさせて頂く。
この講座は、安成工務店の「下関木の家づくり展示館」が出来て1年目、この会場をより多くの方々に使ってもらおうとの試みから、私の友人の 女性たちでつくる「地域デザインアトリエ」の中山女史に相談して始まったものです。
第4期 ローズコーディネイター養成講座 修了式
多くの女性に好まれる薔薇は、その愛好家をロザリアンと呼びますが、なかなか育てるのが難しい花でもあります。また有機無農薬で薔薇を育てるだけでなく、薔薇といっしょの暮らしをテーマに、木の家づくり展示館の周囲の庭を直接的は実践の庭として1年かけて季節季節の手入れをしながら育てていく。そんな講座です。毎回30名から40名の受講者が熱心に薔薇作りに取り組んで頂く中で、建物もさながら薔薇屋敷のように5月と10月には沢山の花が咲き乱れるようになりました。
受講者のお宅の庭やバルコニー、更にはご近所にも薔薇づくりが広がって 豊かな暮らしの和が大きくなっていくといいですね。
写真は修了式後の記念写真とパーティのようすです。りっぱな修了記念文集も制作されました。花束頂きました。
4月からは5期の講座のスタートです。お気軽にご参加下さい。